ラリー・ジェームズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/13 11:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動獲得メダル | ||
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ラリー・ジェームズ | ||
アメリカ合衆国 | ||
陸上競技 | ||
オリンピック | ||
金 | 1968 メキシコ | 男子4×400mリレー |
銀 | 1968 メキシコ | 男子400m |
経歴
ジェームズは、メキシコシティオリンピックの代表選考で44.1秒のタイムで、リー・エバンスに次いで2位となる。エバンスが44.0秒の世界新記録を出していたが、スパイクの違反のため世界記録は公認されず、2位となったジェームズの44.1秒が世界新記録と公認された。
ジェームズは、メキシコシティオリンピックの400mで44秒の壁を破る43.97秒のタイムを記録するも、エバンスが43.86秒の世界新記録で先着したため、銀メダルという結果に終わる。同大会では、4×400mリレーにも出場。アメリカは、ジェームズに加え、エバンス、さらに銅メダルを獲得したロン・フリーマン、そしてヴィンセント・マシューズ(1972年ミュンヘンオリンピック金メダリスト)という超強力な布陣で、2分56秒16という、それまでの記録を3秒以上更新する驚異的な世界新記録をたたき出した。この世界記録は1992年バルセロナオリンピックでアメリカが更新するまで24年間も破られることがなかった。
2008年11月6日、61歳の誕生日に大腸癌のためニュージャージー州ギャロウェイ(Galloway Township, New Jersey)の自宅で死去。
主な実績
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 |
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1968 | オリンピック | メキシコシティ(メキシコ) | 400m | 2位 | 43.97秒 |
1968 | オリンピック | メキシコシティ(メキシコ) | 4×400mリレー | 1位 | 2分56秒16 |
1970 | ユニバーシアード | トリノ(イタリア) | 400mハードル | 1位 | 50.2秒 |
外部リンク
- ラリー・ジェームズ - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)(英語)
- 1 ラリー・ジェームズとは
- 2 ラリー・ジェームズの概要
固有名詞の分類
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