ユダヤ人のノーベル賞受賞者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 13:26 UTC 版)
生理学・医学賞
年 | 受賞者 | 国 | 受賞理由 | |
---|---|---|---|---|
1908 | イリヤ・メチニコフ | ロシア | 免疫の研究 | |
パウル・エールリヒ | ドイツ | |||
1914 | ローベルト・バーラーニ | オーストリア=ハンガリー帝国 | 内耳系の生理学・病理学に関する研究 | |
1922 | オットー・マイヤーホフ | ドイツ | 筋肉における乳酸生成と酸素消費についての研究 | |
1930 | カール・ラントシュタイナー | オーストリア | 人間の血液型の発見 | |
1931 | オットー・ワールブルク | ドイツ | 呼吸酵素の特性および作用機構の発見 | |
1936 | オットー・レーヴィ | オーストリア | 神経刺激の化学的伝達に関する発見 | |
1944 | ジョセフ・アーランガー | アメリカ合衆国 | 個々の神経繊維の高度な機能的差異に関する研究 | |
1945 | エルンスト・ボリス・チェーン | イギリス | ペニシリンの発見、および種々の伝染病に対するその治療効果の発見 | |
1946 | ハーマン・J・マラー | アメリカ合衆国 | X線照射による突然変異体発生の発見 | |
1947 | ゲルティー・コリ | アメリカ合衆国 | 触媒作用によるグリコーゲン消費の発見 | |
1950 | タデウシュ・ライヒスタイン | スイス | 諸種の副腎皮質ホルモンの発見およびその構造と生物学的作用の発見 | |
1952 | セルマン・ワクスマン | アメリカ合衆国 | ストレプトマイシンの発見 | |
1953 | ハンス・クレブス | イギリス | トリカルボン酸サイクルの発見 | |
フリッツ・アルベルト・リップマン | イギリス | 代謝における高エネルギーリン酸結合の意義、およびコエンザイムAの発見 | ||
1958 | ジョシュア・レーダーバーグ | アメリカ合衆国 | 遺伝子組換えおよび細菌の遺伝物質に関する発見 | |
1959 | アーサー・コーンバーグ | アメリカ合衆国 | RNAおよびDNAの合成に関する研究 | |
1964 | コンラート・ブロッホ | アメリカ合衆国 | コレステロール、脂肪酸の代謝と調節の機構に関する研究 | |
1965 | フランソワ・ジャコブ | フランス | 酵素とウイルスの合成の遺伝的制御の研究 | |
アンドレ・ルヴォフ | ||||
1967 | ジョージ・ワルド | アメリカ合衆国 | 視覚の化学的生理学的基礎過程に関する発見 | |
1968 | マーシャル・ニーレンバーグ | アメリカ合衆国 | 遺伝情報の解読とそのタンパク質合成への役割の解明 | |
1969 | サルバドール・エドワード・ルリア | アメリカ合衆国 | ウイルスの増殖機構と遺伝物質の役割に関する発見 | |
1970 | ジュリアス・アクセルロッド | アメリカ合衆国 | 神経末梢部における伝達物質の発見と、その貯蔵、解離、不活化の機構に関する研究 | |
ベルンハルト・カッツ | イギリス | |||
1972 | ジェラルド・モーリス・エデルマン | アメリカ合衆国 | 抗体の化学構造に関する研究 | |
1975 | デビッド・ボルティモア | アメリカ合衆国 | 腫瘍ウイルスと細胞の遺伝物質との相互作用に関する発見 | |
ハワード・マーティン・テミン | アメリカ合衆国 | |||
1976 | バルーク・サミュエル・ブランバーグ | アメリカ合衆国 | オーストラリア抗原の発見 | |
1977 | ロサリン・ヤロー | アメリカ合衆国 | ラジオイムノアッセイ法の研究 | |
1978 | ダニエル・ネイサンズ | アメリカ合衆国 | 制限酵素の発見と分子遺伝学への応用 | |
1980 | バルフ・ベナセラフ | アメリカ合衆国 | 免疫反応を調節する、細胞表面の遺伝的構造に関する研究 | |
1984 | セーサル・ミルスタイン | アルゼンチン | 免疫制御機構に関する理論の確立とモノクローナル抗体の作成法の開発 | |
1985 | マイケル・ブラウン | アメリカ合衆国 | コレステロール代謝とその関与する疾患の研究 | |
ジョーゼフ・ゴールドスタイン | アメリカ合衆国 | |||
1986 | スタンリー・コーエン | アメリカ合衆国 | 神経成長因子および上皮細胞成長因子の発見 | |
リータ・レーヴィ=モンタルチーニ | イタリア | |||
1988 | ガートルード・エリオン | アメリカ合衆国 | 薬物療法における重要な原理の発見 | |
1989 | ハロルド・ヴァーマス | アメリカ合衆国 | レトロウイルスのガン遺伝子が細胞起源である事の発見 | |
1994 | アルフレッド・ギルマン | アメリカ合衆国 | Gタンパク質およびそれらの細胞内情報伝達に関する役割の発見 | |
マーティン・ロッドベル | ||||
1997 | スタンリー・B・プルシナー | アメリカ合衆国 | 感染を引き起こす新たな原因物質としてのプリオンの発見 | |
1998 | ロバート・ファーチゴット | アメリカ合衆国 | 循環器系における情報伝達物質としての一酸化窒素の発見 | |
2000 | ポール・グリーンガード | アメリカ合衆国 | 神経系の情報伝達に関する発見 | |
エリック・カンデル | アメリカ合衆国 | |||
2002 | シドニー・ブレナー | イギリス | 器官発生と、プログラムされた細胞死の遺伝制御に関する発見 | |
ロバート・ホロビッツ | アメリカ合衆国 | |||
2004 | リチャード・アクセル | アメリカ合衆国 | におい受容体および嗅覚システムの組織化の発見 | |
2006 | アンドリュー・ファイアー | アメリカ合衆国 | RNAiの発見 | |
2011 | ラルフ・スタインマン | カナダ | 樹状細胞と、獲得免疫におけるその役割の発見 | |
ブルース・ボイトラー | アメリカ合衆国 | 自然免疫の活性化に関する発見 | ||
2013 | ランディ・シェクマン | アメリカ合衆国 | 細胞内生成蛋白質を細胞核などの目的の場所まで運ぶ仕組み(小胞輸送)の解明 | |
ジェームス・ロスマン | アメリカ合衆国 | |||
2017 | マイケル・ロスバッシュ | アメリカ合衆国 | 概日リズムを制御する分子メカニズムの発見 | |
2020 | ハーベイ・オルター | アメリカ合衆国 | C型肝炎ウイルスの発見 | |
2021 | デヴィッド・ジュリアス | アメリカ合衆国 | 温感と触覚の受容体の発見 | |
2023 | ドリュー・ワイスマン | アメリカ合衆国 | 新型コロナウイルス感染症に対する効果的なmRNAワクチンの開発を可能にしたヌクレオシド塩基修飾に関する発見 |
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