ボイシ空港 施設

ボイシ空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/17 13:19 UTC 版)

施設

ボイシ空港は約2,000haの敷地に2本の滑走路を有する。

  • 滑走路 10L/28R: 長さ3,048m x 幅46m, アスファルト舗装, 1車軸あたりの制限重量34,000kg, VASIシステム装備[5]
  • 滑走路 10R/28L: 長さ2,976m x 幅46m, アスファルト舗装, 1車軸あたりの制限重量34,000kg, VASIシステム・ILSDME装備[5]

また、空港内には小規模なメンテナンスや修理を行う設備もある。

ゴーウェン・フィールドに駐機中のC-130 ハーキュリーズ輸送機

ボイシ空港に発着する航空機の数は1日平均474機で、そのうちの23%が商用、9%が軍用である[5]。2019年、ボイシ空港の年間利用客数は411万人だった[6]

ボイシ空港の警備には25名の警官とパートタイムのアシスタントを抱える独自の警察組織があたっている。また、同警察は爆発物処理のために警察犬5匹を有している[7]

「ゴーウェン・フィールド」と呼んだ場合、通常は滑走路の南側に連なる空軍州兵、陸軍州兵、アメリカ合衆国陸軍アメリカ海軍アメリカ海兵隊の各施設を指す。ゴーウェン・フィールドはアイダホ空軍州兵の第124飛行連隊の本拠地である。ゴーウェン・フィールドにはA-10(サンダーボルト)攻撃機、およびC-130(ハーキュリーズ)輸送機が配備されている[2]

就航路線

アイダホ州の州都・最大都市であるボイシをカバーする空港であるボイシ空港には、主要航空会社のハブ空港への便をはじめとする定期便が相当数ある。これらの定期便に加え、何社かのチャーター便もボイシから飛んでいる[8]

航空会社就航地
アラスカ航空シアトルポートランドロサンゼルス/LAXサンフランシスコサンノゼサクラメントサンディエゴスポケーンアイダホフォールズ、ルイストン
サウスウエスト航空ラスベガスフェニックスデンバーサンノゼサクラメントサンディエゴ
デルタ航空アトランタソルトレイクシティミネアポリス=セントポール
デルタ・コネクションロサンゼルス/LAXソルトレイクシティシアトル
ユナイテッド航空シカゴ/ORDサンフランシスコ
ユナイテッド・エクスプレスシカゴ/ORDロサンゼルス/LAXサンフランシスコ
アメリカン航空ダラスフェニックス
フロンティア航空デンバー
アレジアント航空ロサンゼルス/LAXラスベガス
ジェットブルー航空ニューヨーク/JFK
ジェム航空マッコール、サーモン

過去の就航路線

航空会社就航地
USエアウェイズフェニックス

  1. ^ a b FAQs. Boise Airport. City of Boise. 2005年.
  2. ^ a b Gowen Field Air National Guard Base. GlobalSecurity.org. 2006年1月21日.
  3. ^ a b c d Airport Administration. Boise Airport. City of Boise. 2005年.
  4. ^ Whence Came the Name . . . ? Archived 2007年9月27日, at the Wayback Machine. Gowen Research Foundation Electronic Newsletter. Vol.1. Issue 7. 1998年7月30日.
  5. ^ a b c KBOI Boise Air Terminal/Gowen Field. Airnav.com. 2006年8月3日.
  6. ^ Statistics”. Iflyboise.com. 2022年1月4日閲覧。
  7. ^ Airport Police Archived 2009年3月6日, at the Wayback Machine.. Boise Airport. City of Boise. 2005年.
  8. ^ Airlines. Boise Airport. City of Boise. 2005年.


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