フェリーあざれあ 概要

フェリーあざれあ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/02 14:31 UTC 版)

概要

ニューはまなすニューしらゆりの代船として、石川島播磨重工業東京工場で建造され、フェリーしらかばとともに1994年新潟港-小樽港航路に就航した。就航時は総トン数、最大幅ともに日本最大であった。2002年らいらっくゆうかりの就航により改造を受け、敦賀港-新潟港-秋田港-苫小牧東港の寄港便へ配船されていたが、2017年3月13日の敦賀着で引退、僚船のフェリーしらかばも6月28日新潟着で引退した[6]

設備

船内はモダンな明るさを基調とし[3]、船室は個室へのニーズを反映し1等以上の個室を大幅に増やし、またエラスティックマウントを用いて振動の軽減を図った[7]

船室
船室タイプの一覧
クラス ベッド種別 部屋数 定員 設備
スイートルーム ダブル 4室 2名 バス・シャワートイレ・洗面所・テレビ・DVDデッキ・冷蔵庫・ロッカー・テラス
デラックスB
(旧・特等)
ツイン 24室 2名 バス・シャワートイレ・洗面所・テレビ・ロッカー
和室 4室 2名
ステートB
(旧・1等)
ツイン 29室 2名 洗面所・テレビ・ロッカー
2段ベッド 20室 4名
和室 20室 2名
ツーリストB
(旧・2等寝台)
2段ベッド 13室 24名×12室
42名×1室
荷物棚・更衣スペース
ツーリストJ
(旧・2等)
和室 16室 18名 荷物棚・更衣スペース
ドライバー室 ベッド 8室 6名 サロン・荷物棚
5階
  • スイートルーム
  • デラックスB
  • ビデオシアター
4階
  • ステートB
  • グリル「RECTANGLE」
  • レストラン「TRIANGLE」
  • カフェラウンジ「OBILIQUE」
  • フォワードサロン「cercle」
  • 大浴場
  • ジャグジー・サウナ
  • スポーツルーム
3階
  • ツーリストB/J
  • ドライバー室
  • スモーキングラウンジ「pentagone」
  • チルドレンコーナー
  • ゲームルーム
  • ランドリー
  • ショップ
  • ビデオルーム
  • ドライバー食堂・サロン

脚注


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 新造船写真集 カーフェリー フェリーあざれあ FERRY AZALEA 新日本海フェリー株式会社 - 船の科学1994年7月号
  2. ^ a b c 世界の艦船(1994年1月号,p165)
  3. ^ a b 新日本海フェリー小樽~新潟航路に国内最大のフェリー2隻就航 - 海上定期便ガイド'94夏版(内航ジャーナル)
  4. ^ 新日本海フェリーの「らべんだあ」デビュー! - 世界の艦船2017年5月号
  5. ^ 新日本海フェリー 船舶紹介 フェリーあざれあ/しらかば
  6. ^ 新日本海フェリー/三菱重工 寄港便の代替船2隻、来年就航 - 日刊CARGO
  7. ^ 新日本海フェリー フェリーあざれあ披露見学会 - 船の科学1994年5月号(船舶技術協会)


「フェリーあざれあ」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フェリーあざれあ」の関連用語

フェリーあざれあのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フェリーあざれあのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフェリーあざれあ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS