フィリップ・バーン=ジョーンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 08:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動肖像画、風景画、ポエティック・ファンタジーなど、生涯に60点以上の絵を描いた。
生涯
フィリップ・バーン=ジョーンズはロンドンで生まれた。ウィルトシャーのパプリック・スクール、マールボロ・カレッジで学んだ後、オックスフォード大学に入学、しかし2年間通ったところで中途退学した。気落ちする両親をなだめて、ロンドンで絵画の授業を受けることを認めて貰った。
フィリップは真剣に絵画に取り組んだ。彼の技術レベルは高く、ロンドンやパリの名のある画廊で次々と個展を開いた。ロイヤル・アカデミーでは、1898年から1918年の間に11回も彼の作品を展示した。1900年には、パリ・サロンが作品を展示するが、そこでは父エドワードが描いたフィリップの肖像画も(現在はロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーにある)合わせて展示された。フィリップ自身も当時の著名人たちの肖像画を多数描いている。
有名な父親を持ったことで苦労もした。運命ではあるが、フィリップの作品はよく父の作品と較べられた。
1894年に父エドワードが授かった準男爵位は、1898年の父の死により、息子フィリップに引き継がれた。フィリップが熱心にそれを望んだのでエドワードが認めたのだと言われている。
1902年、フィリップはアメリカを訪問した。アメリカの社交界でフィリップは人気者だった。生涯のほとんどをロンドンで過ごし、1926年にそこで亡くなった。
作品
ヘンリー・ジェイムズの肖像画
参考文献
- 1 フィリップ・バーン=ジョーンズとは
- 2 フィリップ・バーン=ジョーンズの概要
固有名詞の分類
イギリスの画家 |
ベンジャミン・ウエスト ロジャー・ディーン フィリップ・バーン=ジョーンズ ベン・ニコルソン ナサニエル・E・グリーン |
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