ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬの概要

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬの解説 > ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬの概要 

ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:56 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ピンク・パンサー5
クルーゾーは二度死ぬ
Curse of the Pink Panther
監督 ブレイク・エドワーズ
脚本 ブレイク・エドワーズ
ジェフリー・エドワーズ
製作 トニー・アダムス
ブレイク・エドワーズ
出演者 テッド・ワス
デヴィッド・ニーヴン
ロバート・ワグナー
ハーバート・ロム
バート・クウォーク
ロジャー・ムーア
音楽 ヘンリー・マンシーニ
撮影 ディック・ブッシュ
編集 ラルフ・E・ウィンタース
ボブ・ハサウェイ
製作会社 ユナイテッド・アーティスツ
ブレイク・エドワーズ・エンターテインメント
タイタン・プロダクションズ
配給 MGM/UA Entertainment Co.
UIP
MGM/UA=CIC
公開 1983年8月12日
1983年11月30日
1983年12月17日
上映時間 110分
製作国 イギリス
アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $4,491,986[1]
前作 ピンク・パンサーX
次作 ピンク・パンサーの息子
テンプレートを表示

ストーリー

中東の国ルガシュの博物館から「ピンク・パンサーの名を持つダイヤモンド」が盗まれた。因縁深きダイヤを追うパリ警察のクルーゾー警部は、犯人である賊とチャンドラ伯爵夫人の売買交渉の場に踏み込む。賊はクルーゾーを撃とうとするが、それより早く夫人が賊を撃った・・・

クルーゾー警部がダイヤ盗難事件の捜査中に行方不明になって1年。フランス政府はコンピューターにより世界一の刑事を選んでクルーゾーの捜査に当たらせる方針を決め、ドレフュス主任警部にその選任を命じた。しかし、クルーゾーに悩まされ続けてきたドレフュスはクルーゾーの発見を望まず、世界最低の刑事を選ぶようコンピューターを操作する。その結果、ニューヨーク警察のクリフトン・スレイ刑事が選ばれた。

フランスに向かうスレイを、クルーゾー発見を嫌うマフィアが暗殺しようとするが、強運なスレイは危機を切り抜ける。自信家のクルーゾーと反対に気弱なスレイだが、マヌケなところは親戚のようにクルーゾーそっくりで、誤ってドレフュスを窓から突き落とし入院させてしまう。ルガシュでの現場検証を終えて南仏に向かったスレイを、マフィアに加えてルガシュの秘密警察が暗殺を謀る。ダイヤの保険金を使ってしまったルガシュ首脳もダイヤの発見を望んでいなかったのだ。

南仏でクルーゾーが追い求めてきた怪盗ファントムことチャールズ・リットン卿と妻のシモーヌ、甥のジョージと面会したスレイは、クルーゾーがバレンシアに向かったと聞き、暗殺者達から逃れつつ後を追う。火祭りで賑わうバレンシアでは、格闘技の達人である謎の美女が登場。さらに病院から抜け出してきたドレフュスが地元警察にスレイをニセ刑事と通告してスレイが逮捕されるなど混乱を極めたが、スレイはジョージに救われ、リットン夫妻のクルーザーに乗船した。

リットン達からチャンドラ伯爵夫人の事を聞いたスレイは、夫人の所有するマジョルカ島の温泉施設に乗り込む。そこでスレイは夫人の愛人と思しき、世界的有名俳優にそっくりな男と会う。その男こそ、整形手術で姿を変えたクルーゾーであった。しかしスレイはそれに気付かず、本物の有名俳優と思い込んでしまう。夫人からのニセの情報により、「ダイヤを盗んだクルーゾーは、チャンドラ夫人に紹介された医者に整形手術を受けて別人となったが、ダイヤの売買に絡み何者かに射殺されてしまった」との誤った報告をした。パリ警察もこれを受け入れ、クルーゾーは死んだ事とされた。

完全に過去を消す事に成功して伯爵夫人と暮らすクルーゾーだが、ダイヤを盗まれてしまう。盗難現場にはファントムの印である白い手袋が残されていた。実は盗んだのはシモーヌで、「ピンク・パンサーの名を持つダイヤモンド」は20年越しでリットン・ファミリーの手に渡った。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
クリフトン・スレイ刑事 テッド・ワス 中尾隆聖
チャールズ・リットン卿
(怪盗ファントム)
デヴィッド・ニーヴン 中村正
声:リッチ・リトル(ノンクレジット)
チャールズ・ドレフュス主任警部 ハーバート・ロム 宮田光
ジョージ・リットン ロバート・ワグナー 大滝進矢
シモーヌ・リットン夫人 キャプシーヌ 瀬畑奈津子
ケイトー バート・クウォーク
ボールス教授 ハーヴェイ・コーマン
チャンドラ伯爵夫人 ジョアンナ・ラムレイ 秋山京子
シェイン レスリー・アッシュ 弘中くみ子
フランソワ刑事 アンドレ・マランヌ 小関一
カフェのウェイター グレアム・スターク
ブルーノ ロバート・ロッジア 椎橋重
フランス大統領 ローレンス・デビッドソン 稲葉実
耳鼻咽喉科医 ビル・ナイ
クルーゾー元主任警部 ロジャー・ムーア
(ノンクレジット、Turk Thrust II名義)
西村知道

  1. ^ Curse of the Pink Panther”. Box Office Mojo. 2018年11月25日閲覧。


「ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ」の関連用語

ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS