ヒップホップ 代表的なレコードレーベル

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ヒップホップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 00:52 UTC 版)

代表的なレコードレーベル

五十音順

サブジャンル

オールドスクール・ヒップホップ

70年代後半から80年代の黎明期のヒップホップを統括したジャンル。代表的なアーティストにシュガーヒル・ギャンググランドマスター・フラッシュ[注 5]クール・ハークなど。

ミドル・スクール

1980年代半ばのヒップホップを表す日本独自表現。アメリカではゴールデンエイジ・ヒップホップと呼ぶ場合もある。

ニュー・スクール

デラソウル、リーダーズ・オブ・ニュースクールなど。

ネクスト・スクール

エドOG&ダ・ブルドッグズやメイン・ソースなど。

ギャングスタ・ラップ

ギャング活動や犯罪行為について言及したジャンルで、歌詞の過激な内容が度々論争を引き起こす。ハードコア・ヒップホップとほぼ同義。

Gファンク

上記のギャングスタ・ラップから派生したジャンル。代表的なアーティストにドクター・ドレースヌープ・ドッグウォーレンGなど。

サザン・ヒップホップ

南部ラップともいう。マスターP[注 6]、スリー6マフイアなど。

ヒップホップ・ソウル

ヒップホップのトラックの上に、新しいR&Bのメロディーを乗せたジャンル。代表的なアーティストにメアリー・j・ブライジらがいた。日本の宇多田ヒカルのサウンドも、このジャンルに属する。」

チカーノラップ

メキシコ系移民たちが中心になり勃興したジャンル。キッド・フロスト[注 7]、メローマン・エイスなど。

マイアミ・ベース

ルーク[注 8]や2ライブ・クルー[注 9]など。

ラガ・ヒップホップ/ダンスホール

シャバ・ランクス、ビーニー・マン、シャギー、ショーン・ポールらが活躍した。

ニューメタル

ヘヴィメタルヒップホップを融合したジャンルで、コーンスリップノットなどがいる。

その他のジャンル

90年代のシンセサイザーや重低音のベースを特徴のラップ。代表者はリル・ジョンマシン・ガン・ケリーらがいる。

90年代にクランクから派生したジャンル。代表者はドレイク、カーディーB、XXXテンタシオントラヴィス・スコットなど。

2010年代にエモとラップを融合させたジャンル。代表者はXXXテンタシオン[注 10]など。

音楽用語

Bボーイ
「Bボーイ (B-Boy)」はブレイクする者、突破していく少年の意味。ブレイクダンサーの事も指す。この言葉は、クール・ハークが作り出したとされ、ブロックパーティなどでブレイクビーツを流すと踊りだすダンサーの事を、「ブレイク・ボーイ (Break-Boy)」あるいは「Bボーイング (B-Boying)」と呼んだ事に由来する。詳細はBボーイを参照。
ヒップホッパー
日本では「ヒップホッパー (hip hopper)」という言葉は「ヒップホップ文化に没頭する人」と解釈される。しかし、KRS・ワンなどによると、本来は「ヒップホップの四大要素全てが優れていて、筋金入りのヒップホップ育ちのような人」を指す。

注釈

  1. ^ 79年にはエンジョイ・レコードから作品を発表し、82年の「ザ・メッセージ」はニューヨーク周辺だけで50万枚以上のヒットになった。
  2. ^ 「ウォーク・ジズ・ウェイ」が大ヒットした。
  3. ^ 89年に「ミー、マイセルフ&アイ」がR&Bヒットとなった。
  4. ^ 92年の「ナッシン・バット・ア・Gサング」が93年にヒットした。
  5. ^ 82年に「ザ・メセージ」がNY周辺で50万枚売れたとされる。
  6. ^ 97年に「アイ・ミス・マイ・ホーミーズ」がポップでもクロスオーバー・ヒットとなった。
  7. ^ 90年に「ラ・ラーサ」がヒトした。
  8. ^ もともとはルーク・スカイウォーカーを名乗っていたが、苦情が入りルークに改名した。
  9. ^ 曲が放送禁止になったことあり。
  10. ^ 2018年に射殺された。享年20歳。
  11. ^ アフリカ・バンバータらが出演。

出典

  1. ^ http://www.discogs.com/ja/artist/17531-Afrika-Bambaataa
  2. ^ Nelson George. Hip Hop America. ISBN 978-0143035152 
  3. ^ Chang, Jeff; DJ Kool Herc (2005). Can't Stop Won't Stop: A History of the Hip-Hop Generation. Macmillan. ISBN 978-0-312-30143-9.
  4. ^ https://www.allmusic.com/artist/super-wolf-mn0000751273 | title=Super Wolf
  5. ^ Augustin K. Sedgewick (2002年11月6日). “Run-D.M.C. Call It Quits”. RollingStone. 2015年4月9日閲覧。
  6. ^ “Pop/Jazz; Rap Leads to Respectability and Academia for KRS-One(Nov. 17, 1989)”. The New York Times. https://www.nytimes.com/1989/11/17/arts/pop-jazz-rap-leads-to-respectability-and-academia-for-krs-one.html 2019年5月20日閲覧。 
  7. ^ ジェイソンズ・リリック 2022年2月28日閲覧


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