ディリクレ境界条件 ディリクレ境界条件の概要

ディリクレ境界条件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 22:20 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

より厳密に言うと、y に関する微分方程式で、ディリクレ境界上の点の集合を Ω としたときに、Ω に含まれる点 x があれば

という形で表現できるような境界条件である。

例えば、偏微分方程式

において、一般解は

となるが、ディリクレ条件として y(0) = 1 とすると、

という解が得られる。

なお、一つの偏微分方程式において、ディリクレ条件以外の境界条件とディリクレ条件を併用して設定することも珍しくない。ただし、少なくともディリクレ条件と同等となる点が1つ以上存在しない場合は、微分方程式の解が決定されない。

関連項目






「ディリクレ境界条件」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ディリクレ境界条件」の関連用語

ディリクレ境界条件のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ディリクレ境界条件のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのディリクレ境界条件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS