スピードスケート 大会の種類

スピードスケート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 03:27 UTC 版)

大会の種類

国際大会・国内大会とも、主に『選手権大会』と『距離別大会』に分かれる。

選手権大会

複数の種目の合計得点により総合優勝を争う大会で、その種目の組み合わせによりさらに「(総合)選手権」と「スプリント選手権」に分かれる。

「(総合)選手権」では、男子が500m・1500m・5000m・10000m、女子が500m・1500m・3000m・5000mの各4種目の合計得点で総合優勝が争われる。「スプリント選手権」では、男女とも500mと1000mを2本ずつ滑った4種目の合計得点で勝敗を決する。

得点は、ゴールタイムを500mあたりに換算したもので、たとえば1500mでは(タイム÷3)がその種目の得点となるため、総合得点が低いものほど上位となる。この形式で行われる代表的な大会には「世界選手権」「世界スプリント選手権」「全日本選手権」「全日本スプリント選手権」がある。

距離別大会

単純に、各々の距離別(種目別)に優勝者を決する大会。オリンピックも、この距離別大会に相当する。

1周回しかない500mの場合、オリンピックでは1998年長野オリンピックからインスタート・アウトスタートの有利不利を是正するため、コースを入れ替えて2度のレースを行い、その合計タイムで順位を決定するように変更された[2]。しかし、20年が経過した2018年平昌オリンピックから再び一発勝負に戻されている[2]

この形式で行われる代表的な大会は「オリンピック」「世界距離別選手権」「全日本距離別選手権」などがある。世界を転戦する「ワールドカップ」は、各々のレースは単独大会として行われ、なおかつ各距離各レースの順位点の合計をもって、各距離ごとにシーズン総合チャンピオンが決められる。








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