ジャック×ダクスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/27 10:15 UTC 版)
世界観
ジャック×ダクスターシリーズの舞台となっているのは、地球とよく似た天候、気候、環境などをもつ異世界である[5]。広大な大地の他にも、海、山、沼など様々な種類の土地が登場する。海にはいくつか島も点在しており、船やワープ装置を使って島に行くこともできる。特に第1作では、物語のスタート地点が温暖な気候をもつ“大陸の最南端の村”で、北に進むにつれて雪山などの寒冷地帯が登場している。
舞台背景となる時代は、第1作と第2作以降で大きく異なる。第1作では、大自然あふれる広大な大地の所々に、小さな村や集落が点在している古代的世界観だった。しかし第2作以後は300年後の未来の世界が舞台となっており、急速に発達した近未来都市を起点としたテクノロジー主体の世界観になった。その近未来型の世界観は第2作目ですでに確立されたが、後に発表された3作品でさらにその幅を広げ、高度文明が発達する一方で、砂漠地帯で古典的な生活を強いられる対立部族なども描かれた。ただし第1作と第2作以降のどちらの時代においても、「プリカーソル文明」や「エコ」などの概念は共通している(プリカーソル文明やエコについては#作中用語を参照)。
ゲーム内では常に時が流れており、一定の時間が経つと昼と夜が入れ替わる(これはゲームには直接関係しない)。また地球同様太陽と月が存在するほか、シリーズを通して緑色に発光する太陽ほどの大きさの恒星が存在するのも特徴。この緑の恒星の動きは昼夜のリズムには関係せず、昼に現れることもあれば夜に現れることもある。
プリカーソル文字
ゲーム内の世界における文字は一貫してプリカーソル文字が使われている。プリカーソル文字は、古代プリカーソル文明から伝わる文字で、現代においても主流の文字となっている。ゲーム内に登場する街の看板やアイテムにはプリカーソル文字が描かれているものも多い。
アルファベットを元に作られており、AからZまでの26文字それぞれに対応したプリカーソル文字が26種類存在する。
ハーフ種族
各シリーズ作品には、複数の動物を掛け合わせたハーフ種族が数種類登場する。一般に飼育されている動物の1種として登場する場合もあるが、登場キャラクターの1人としてしゃべる動物が登場することもある。
- 例:主要キャラクターのダクスターなど。日本語版ではイタチに統一。
- 例:第1作、第2作の放牧地区に登場。ゾの項目も参照。
- 例:第1作登場のビリーのペット「ファージー」や、第2作登場のクルーの店「ヒップホッグ・サロン」のマスコットなど。
- 例:預言者オニンの通訳係のペッカー。
- 例:第2作登場のキッドのペット。
- 例:第3作のあるミッション内で登場。スパーガスシティにいるリーパーリザードの好物。
- ^ Jak & Daxter 4[PS3 – Cancelled / Concept] - Unseen 64
- ^ 六百デザインの「嘘六百」:音相とOnsonicとネーミングのコト
- ^ 『エルフとイタチの大冒険』の後に発売された『ガチンコヒーローズ』英語版ではMike Erwinが声を当てている。
- ^ 『エルフとイタチの大冒険』では生やしていない。
- ^ 『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』体験版解説書より。
固有名詞の分類
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