シン・キスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 05:39 UTC 版)
概要
この節の加筆が望まれています。 |
- ソル・バッドガイと行動を共にする賞金稼ぎの青年。礼節を弁えた物言いや付き合いが苦手である他、楽観的で自信過剰、物事を振り返らないデリカシーに欠けた天真爛漫な性格をしており、子供扱いされることを嫌う。ソルとは師弟関係・擬似的な親子関係になっており、彼を「オヤジ」と呼び慕っている(父親であるカイへは「父さん」と呼称している)。
- イリュリア連王国の「連王」に就任した人間のカイ・キスクとハーフギア「木陰の君」ことディズィーとの間に生まれたクォーターギア。ディズィー同様、ギアの血を引く故に普通の人間より成長が早く、5歳で既に成人となっている。迫害の対象にされる恐れからソルに引き取られていた。
- ディズィーとは違い精神面・知識面で幼さが目立つ上、実年齢と精神的な幼さ、早々と親元を離れたこと、ソルのサバイバルに偏っていた大雑把な教育の影響により、英語の発音がおぼつかなく、識字・読解能力が低い。公式で「アホの子」認定されており、あまりにも物事を理解していないのを見てカイからも「これは拙い」と危惧されている一方、物事の核心を知らず知らずの内に自然と突く事が多い。
- ソル曰く、Xrdの時点ではまだ割り算を教えていないと言及しており、ソルと対戦し敗北すると彼から掛け算の九九の七の段を覚える約束をしている。また、教育が偏った面については、ディズィーが「宿題」と称して勉強させるなどの改善が試みられている。
- ディズィー(およびカイ)は息子への性教育を受けさせていなかったため、性に関する知識が欠如している。『STRIVE』にて、過去にディズィー(とカイ)から「『子供の作り方』の説明を受けていた」と話したが、その内容は余りにも現実離れしたもので、その話で眼帯を付けていた梅喧の仇討ちを「自身の子供の仇討ち」だと勘違いしていたこともあり、その場にいた仲間達を唖然とさせた[1]。
- 父であるカイに対しては、父が王の務めを優先にし、自身と触れ合うなどの対応をして来なかったため、父のことを呼び捨てで呼称するほど辛辣な態度を取るようになり、国ごと嫌悪感を示していたが、ソルを介する形で紆余曲折ながらも和解に到っている。
- 『ヴァステッジ』では、シン・キスクと姓を名乗れるほどには心を許している。
- 右目を眼帯で隠しているが見えない訳ではない。
- 『Xrd』において、アーケード版では稼働当初はソルと共に行動するNPCであったが、2014年12月4日に発売されたコンシューマ版では対戦型格闘ゲームのジャンルで初のプレイアブルキャラクターとなる。ただし特定の条件を満たなければ使用出来ない隠しキャラクター扱い(有料DLCで購入すればすぐに解禁可能)。またアーケード版でもVer.1.10へのアップデートによりプレイアブルキャラクターとして選択可能となった[2]。
- ソルの教育方針で普段はただの水しか飲んだ事が無く、特別な事があると砂糖水を飲むことが出来ていたため、砂糖水が好物になっている。だが、ソルがそういった教育方針でシンを育てたことを始め、躾の度を越えた虐待を行なっていた事実が明らかとなったことから、それを知ったカイは驚きとショックのあまり絶句に等しい反応を示しており、同時にソルに対して(表に出さないものの)憤慨していた。
- 旗を用いた棍術(もしくは棒術)で戦う。旗で戦う理由は、「アグレッシブな突き技が出来て、スタイリッシュなフォルムを持ってて、スカイハイに目立つ武器が欲しい」とソルに要求した直後、「旗でも振ってろ」と回答されたため。なお、開発上の理由もあり、シンは当初から棍術を使うキャラとして設定してあったのだが、棒だけだとモデリング時に線の細いキャラになってしまったため、これを補うために旗をつけ、前述の設定へと変更した。
- ^ 梅喧は性知識の欠如を垣間見せたシンに「お前はいつか、もっとショックな事実を知る」と警告している。
- ^ “AC版『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』 Ver.1.10 本日稼働開始!”. アークシステムワークス (2015年3月19日). 2015年3月19日閲覧。
「シン・キスク」の続きの解説一覧
- シン・キスクのページへのリンク