シモツケソウ属 特徴

シモツケソウ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 06:40 UTC 版)

特徴

多年草根出葉と互生する茎葉がある。奇数羽状複葉で、頂小葉は大きな掌状で分裂し、側小葉は小型で明瞭でない場合があり、茎葉の上部の場合は側小葉がないこともある。托葉があり、草質で緑色か膜質で帯褐色になる。花序は散房状か円錐状の集散花序で、は白色か紅色で小型、花弁は4-5枚。は皿形で、裂片は4-5個あり反曲する。雄蕊は多数あり、心皮は3-10個まれに15個ある。

北半球の温帯から亜寒帯に10数種知られる。日本には5種が自生する。

日本の種

主な外国の種

  • ホソバシモツケソウ Filipendula angustiloba (Turcz.) Maxim.
  • チイサンシモツケソウ Filipendula formosa Nakai
  • タイワンシモツケソウ Filipendula kiraishiensis Hayata
  • オレゴンシモツケソウ Filipendula occidentalis (S.Watson) Howell
  • ウラジロシモツケソウ Filipendula palmata (Pall.) Maxim.
  • アメリカシモツケソウ Filipendula rubra (Hill) B.L.Rob.
  • セイヨウナツユキソウ(栽培種)Filipendula ulmaria (L.) Maxim.
  • ロクベンシモツケソウ(栽培種、別名:ヨウシュシモツケソウ)Filipendula vulgaris Moench

ギャラリー




「シモツケソウ属」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シモツケソウ属」の関連用語

シモツケソウ属のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シモツケソウ属のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシモツケソウ属 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS