ゲルク派六大僧院 ゲルク派六大僧院の概要

ゲルク派六大僧院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/14 07:15 UTC 版)

概要

チベットにおけるウー地方の中心ラサ(現在の中華人民共和国チベット自治区)に所在するガンデン寺(甘丹寺)、セラ寺(色拉寺)、デプン寺(哲蚌寺)をラサ三大寺と称する。この3か寺は、ラランパ・ゲシェー学位の試験、ギュメ寺やギュト寺における密教修行、また、ガンデン・ティパ(ガンデン寺座主)をはじめとする組織人事などの面で一体として行動する場合が多い。なお、ゲルク派の総本山がガンデン寺であり、デプン寺は17世紀までダライ・ラマの座所であった。

パンチェン・ラマの座所でもある、ゲルク派最大の寺院がシガツェ地区(チベット自治区)にあるタシルンポ寺(扎什倫布寺)で、これとラサ三大寺を合わせてゲルク派四大僧院(寺院)と称することがある。さらに、これに青海省西寧市湟中区クンブム・チャンパーリン寺(タール寺、塔爾寺)と甘粛省夏河県ラプラン・タシーキル寺(ラプラン寺、拉卜楞寺)とを加えてゲルク派六大僧院(寺院)と称される。

ギャラリー

関連項目




「ゲルク派六大僧院」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ゲルク派六大僧院」の関連用語

ゲルク派六大僧院のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ゲルク派六大僧院のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのゲルク派六大僧院 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS