ゲズィーラ島 ゲズィーラ島の概要

ゲズィーラ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 15:08 UTC 版)

ナイル川に囲まれ、ザマーレク英語版地区のあるゲズィーラ島の、北からの空撮
ゲズィーラ島の地図

ゲズィーラ島は、ダウンタウン・カイロ英語版タハリール広場の西にあり、島の東側と西側では、カスル・アン=ニール橋英語版10月6日橋を含む3つの各橋によってナイル川を横断して接続されている。19世紀のイスマーイール・パシャの支配下では、島に世界中から送られた外来植物が収集されており、最初に「Jardin des Plantes(植物園)」と呼ばれていた[1]

中国ドイツなど多くの国の大使館が置かれている[2]

島内の名所

  • カイロ・タワー (1960) - エジプトで最も高いコンクリート建築物であり、ゲズィーラ・スポーティング・クラブ付近に建設された[3]
  • エジプト・オペラ・ハウス英語版 (1988) (アラビア語: دار الأوبرا المصرية‎; Dār el-Opera el-Masreyya; trans. "Egyptian Opera House") - 中東のパフォーマンス芸術の劇場の1つとして、カイロ・タワーの近くに建てられた[4]
  • エル=サーウィ文化会館英語版 (2003), (アラビア語: ساقية الصاوى‎) (翻字: Sakkiat Al-Sawy) - エジプトで最も重要な文化施設の1つで、ザマーレクの5月15日橋の下に位置している[5]
  • ゲズィーラ・スポーティング・クラブ英語版 (1882) - エジプト最古のクラブ[6]競馬場がある。

ギャラリー

関連項目

出典

座標: 北緯30度03分 東経31度13分 / 北緯30.050度 東経31.217度 / 30.050; 31.217


  1. ^ Zamalek Today”. e-dar.com. 2010年6月15日閲覧。
  2. ^ Cairo Egypt Embassies”. Tour Egypt. 2013年3月15日閲覧。
  3. ^ Samir Raafat (1997年8月16日). “The Cairo Tower”. egy.com. 2008年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月8日閲覧。
  4. ^ Egypt hosts London's Royal Philharmonic Orchestra”. travelvideo.tv (2007年2月1日). 2007年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月8日閲覧。
  5. ^ (アラビア語) El Sawy Culturewheel in Egypt: From a place for beggars to a resort for intellectuals”. CNN (2009年3月17日). 2009年4月1日閲覧。
  6. ^ Helmy, Heba. “Four clubs, four communities: The Gezira Sporting Club”. egyptindependent.com. egyptindependent.com. 2013年2月5日閲覧。


「ゲズィーラ島」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ゲズィーラ島」の関連用語

ゲズィーラ島のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ゲズィーラ島のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのゲズィーラ島 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS