クルト・ハムリン 経歴

クルト・ハムリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 10:14 UTC 版)

経歴

1952年にAIKソルナで選手キャリアをスタート。1956年にイタリアのユヴェントスFCへ移籍、翌1957年にカルチョ・パドヴァへ移籍し、1957-58シーズンにリーグ戦30試合出場20得点を記録した。1958年にACFフィオレンティーナへ移籍すると、1967年まで9シーズン在籍し、リーグ戦289試合に出場し150得点を記録した。フィオレンティーナ時代には2度のコッパ・イタリア制覇(1961年、1966年)に貢献した。

1967年からはACミランへ移籍。その後、SSCナポリを経てスウェーデンに帰国した。ハムリンは選手生活の大半をイタリアで過ごしたが、セリエA通算182得点は歴代6位の記録である。またACミラン時代の1967-69シーズンにはスクデット獲得に貢献した。そして1972年にIFKストックホルムでプレーし、この年を最後に現役を引退した。

スウェーデン代表としては1953年から1965年の間に国際Aマッチ32試合出場で17得点を記録した。1958年のFIFAワールドカップ・スウェーデン大会では準決勝の西ドイツ戦において駄目押しとなる3点目の得点を決めるなど4得点を挙げ、同国の準優勝に貢献した。

2024年2月4日の朝にフィレンツェで死去。89歳没[1][2]

外部リンク


  1. ^ Serie A legend Kurt Hamrin dies aged 89 - Football Italia” (英語). football-italia.net (2024年2月4日). 2024年2月4日閲覧。
  2. ^ È morto Kurt Hamrin, addio alla leggenda della Fiorentina” (イタリア語). La Nazione (2024年2月4日). 2024年2月4日閲覧。


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