キングダム ハーツ 登場ワールド

キングダム ハーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 10:05 UTC 版)

登場ワールド

デスティニーアイランド(Destiny Islands)
ソラやリクの生まれ育った、南国の小さな島。外の世界へ行くことを夢見て、イカダ作りにはげむソラ、リク、カイリ。だがソラは出発の前夜、島の「秘密の場所」でローブを着た怪しげな男に出会う。
本編に登場するのは子供たちの遊び場となっている離れ小島であるが、ソラ達の自宅のある本島は別にある。離れ小島へは子供達だけの手で小舟に乗って来られるほどの距離であると示唆されている。本島自体は出発前夜の嵐の夜に僅かに描写されるのみで、本編中には登場しない。
ディズニーキャッスル(Disney Castle)
すべての世界を治めている城。世界の異変に気づいた王様と、王様の命を受けたドナルドとグーフィーが旅立った後は、ミニー王妃デイジーが留守を預かっている。
本作では訪れることができないが、続編の『キングダム ハーツII』では訪ねることが可能となった。
トラヴァースタウン(Traverse Town)
住んでいた世界を失った者が集まり作られた街。住民は「何かしらの事情と辛い過去を背負った人間ばかり」という事を考慮しており、この街において人の過去を聞いたり詮索したりすることはタブーであるとされている。この世界へ流れ着いたソラはドナルドとグーフィーに出会い、「鍵を持つ者」として世界を巡る冒険に出ることになる。街にはレオンやエアリス、ユフィ、シドといった頼りになる仲間もおり、ソラとドナルド、グーフィーの3人はここを冒険の拠点としていく。
ワンダーランド(Wonderland、作品:ふしぎの国のアリス
おかしなことばかり起こる世界。白ウサギを追いかけて進んでいったソラたちは、アリスという少女が無実の罪で裁判にかけられているところに遭遇する。ハートレスによる犯行なのは明らかだが、裁判長のハートの女王は根拠もなくアリスを犯人と決めつけていた。ソラたちは囚われたアリスの無罪を証明するため奮闘することに。
オリンポスコロシアム(Olympus Coliseum、作品:ヘラクレス
英雄が参加する闘技大会が開催されている。大会に参加しようとするソラだったが、英雄トレーナーのフィルから「英雄ではない」のを理由に軽くあしらわれてしまう。そこへ死者の王ハデスが現れ、ソラに大会のエントリーチケットを授ける。勇んで大会に参加するソラたちだったが、ハデスはクラウドやハートレスを使いソラを消そうと目論んでいた。
最初のストーリーをクリアした後は、本編の進行により闘技大会が解禁されていく。また、ここを訪れないままゲームを進めることも可能で、先に後述のホロウバスティオンを攻略してしまうと、クリア後のデモである人物が登場しなくなる。
ディープジャングル(Deep Jungle、作品:ターザン
深い緑に覆われた密林。ソラはドナルドと口論になり、グミシップを誤って墜落させてしまう。ドナルドとグーフィーとはぐれてしまい、野生の豹サボーに襲われるソラだったが、それを助けてくれたのはターザンという男だった。ソラがターザンにリクとカイリを知っているか聞くと、彼は友達がどこかにいると答えた。なんとしても2人を見つけたいソラはターザンと行動を共にする。
アグラバー(Agrabah、作品:アラジン
砂漠にある巨大な都市。誰もいない街を探索していたソラたちは、王女ジャスミンと出会い、ジャファーという男が悪事を企んでいることを知る。またジャスミンが言うには、アラジンという青年なら力を貸してくれるという。ソラたちは魔法のじゅうたんの案内で魔法の洞窟に行き、アラジンとランプの魔人ジーニーに出会う。
モンストロ(Monstro、作品:ピノキオ
ソラたちが次の世界へ向けグミシップに乗っていると、突然現れた巨大なクジラ・モンストロがグミシップを飲み込んでしまう。その中には人形の少年ピノキオと、その親ゼペットがいた。脱出する方法を考えている間に、ピノキオはモンストロの奥へと遊びに行ってしまう。ソラたちがピノキオのもとへ駆けつけたところへ、リクが姿を現す。
アトランティカ(Atlantica、作品:リトル・マーメイド
美しく広大な海底の王国。海の生物の姿になったソラたちは人魚アリエルと出会い、「鍵穴」を見つけるため一緒に行動することに。だがアリエルの父のトリトン王は、外の世界から来たソラたちを快く思っておらず、鍵を持つ者は災いをもたらすと警告する。その頃、魔女アースラがトリトンの王座を奪い取るために動き出していた。
ハロウィンタウン(Halloween Town、作品:ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
不気味な雰囲気の街。いつもと変わらないハロウィンに飽き飽きしているジャック・スケリントンは、「ハートレスとすごすハロウィン」を計画していた。ソラたちは、ハートレスについて何かがわかるかもしれないと協力を申し出る。心のサンプルを作成した彼らだったが、街の嫌われ者ブギーの手下の子鬼3人組にサンプルを奪われてしまう。
ネバーランド(Never Land、作品:ピーター・パン
グミシップの移動中に海賊船に捕まったソラたち。そこにいたのはフック船長ら海賊と、眠ったままのカイリを連れたリクだった。カイリを助けるため闇の力を手に入れたリクは、ソラの言葉に全く耳を貸さない。船の牢屋に閉じ込められたソラたちは、ピーターパンという少年の力を借り、船からの脱出を目指す。
100エーカーの森(100 Acre Wood、作品:くまのプーさん
絵本の中の大きな森。ソラが絵本の世界に入ると、そこには草原に一人ぼっちのプーがいた。話を聞くと、絵本のページが千切れてしまったために一緒に遊んでいた森の仲間たちがみんないなくなってしまったという。ソラは千切れてしまった絵本のページを集め、プーをはぐれた友達に会わせてあげようとする。
このステージのみハートレスが一切登場しないため、戦闘が発生することは無い。このため「たたかう」コマンドが「たたく」となる。
ホロウバスティオン(Hollow Bastion)
かつては平和だった虚ろなる城。魔女マレフィセントとの直接対決を決意するソラたちだったが、そんな彼らの前にリクが現れる。リクは自分こそがキーブレードの正当な所有者であるというそして、キーブレードはリクのもとへ渡り、「鍵を持つ者と共に行動せよ」という王様の命令に従うドナルドとグーフィーもリクについていってしまう。絶望に沈みかけるソラだったが、恋人を助けるために単身で来たビーストに「一人でも出来る事はある」と諭され、彼と共に城へ乗り込む。
エンド・オブ・ザ・ワールド(End of the World)
闇の探求者を名乗る、全ての元凶・アンセムを追ってきたソラたち。そこは崩壊した世界の断片が集まって形成された、闇の中心地だった。アンセムを倒せば世界は元に戻るはずだが、その時この世界にいる者がどうなるのかは誰にもわからない。それでも心は消えないと信じて、ソラたちは最深部に潜むアンセムとの決戦に赴くのだった。

注釈

  1. ^ アルティメットヒッツで追加。
  2. ^ 『HD 1.5 リミックス』のみだが、音声はPS2版『キングダム ハーツII』からの流用+新規音声。

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