キングダム ハーツ ゲームとしての特徴

キングダム ハーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 10:05 UTC 版)

ゲームとしての特徴

上記でもあるようにディズニーキャラとFF(ファイナルファンタジー)のキャラを出演させているため、いわゆるスター・システムを採用している。

ゲームとしてはアクションRPGに分類されるが、ジャンプアクションが多数存在するなどアクションゲームとしての色が濃い。また、移動画面からバトル画面への切り替えといったものは存在せず、移動中に出現した敵とそのまま同じマップ上でバトルに突入する。ディレクター・野村のコメントによれば、3Dで構築された世界を自由に行動できるスタイルは『スーパーマリオ64』に着想を得て、彼自身の解釈とアイデアの下に再構築したもの[2]

『ファイナルファンタジーVII』の開発中、野村は『マリオ64』から受けた衝撃を基に、新たな3Dアクション作品の開発を希望したが、社内では「既に世界的キャラクターとなったマリオに対抗するのは不可能」「ディズニー級のキャラが必要」という意見が出た。この意見を覚えていた野村は、後にスクウェアでディズニーのゲーム制作が決まった際に、ディズニーの知名度と世界観を借りて、本シリーズを立ち上げた[3]

ファイナルファンタジーシリーズのコマンド、魔法、アイテムをモチーフとしており、「たたかう/まほう/アイテム/しょうかん(召喚)」の4つに分かれたコマンド欄から実行したいものを選択して行動する。「たたかう」は武器を使った物理攻撃を、「まほう」は召喚魔法を含めた8種類の魔法を、「アイテム」はポーションなどの回復アイテムを使用する。4つ目の「しょうかん」はジーニーなどの召喚獣とよばれるキャラを一定時間呼び出すことができ、様々な効果を得られる。アクションゲームらしく、これらのコマンドも移動中に選択することになる。

基本的に3人パーティで行動する。プレイヤーが直接操作できるのは主人公・ソラのみだが、ソラには通常一緒にいるドナルドグーフィーや、特定のワールドで仲間になるキャラクターたちがNPCという形で戦闘に参加しフォローする。


注釈

  1. ^ アルティメットヒッツで追加。
  2. ^ 『HD 1.5 リミックス』のみだが、音声はPS2版『キングダム ハーツII』からの流用+新規音声。

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