キノの旅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 13:59 UTC 版)
パースエイダー
作品中に登場する銃器はパースエイダーと呼ばれている。語源は英語のpersuader(説得する人[物]、(俗)ピストル等、脅しに用いる物)である。パースエイダーは実在の銃器をモデルにしているが、異世界が舞台なので原則実名は出さない。
- カノン
- パーカッションロック式44口径。元々は師匠の愛銃であり、キノが師匠の家を飛び出して旅に出る際に、予備の1丁を師匠から譲り受けた(キノは勝手に持ち出したといっている)。普段は腰の右に吊したホルスターに入れている。
- 装弾数が少なく再装填に時間が掛かるが威力が高く、パーカッション式であるため自作の弾丸が使用できる。
- モデルはコルト・M1851ネイビー[20]。
- 森の人
- 左手用のグリップパネルが装着され、安全装置・スライドストップ・マガジンキャッチも右側に設置されている左利き仕様となっている。普段はバックサイド式(腰の後ろに装着)のホルスターに入れている。
- .22LR弾を使用するため殺傷能力は低いが装弾数が多く、また、競技用のためレーザーサイトが使用可能であり高い命中精度を誇る。師匠が旅をしていた頃の弟子の男が使用していた銃でもあり、キノは旅の途中で立ち寄った国の老人からこの銃を譲り受けている(2巻「優しい国」)。
- モデルはコルト・ウッズマン・マッチターゲットモデル[21]。
- フルート
- 「フルート」は作者による架空のライフルである。これは電撃劇場文庫(電撃文庫ムービーフェスティバル記念の限定品)の中で作者自身が述べている。本来の名称は「五二式国民ライフル分解型」。キノがとある射撃が盛んな国に立ち寄った際に譲り受けた物(5巻「英雄達の国」)。自動式で前部と後部に分割することが出来、持ち運びしやすい構造をしている。口径は7.7mmで、装弾数は9発。サプレッサーを装着することも可能。
- 初期の設定ではキノは「二式テラ銃」をモデルとするパースエイダーも所有していたというが、これとはまったく異なるものになっている。
この他『電撃学園RPG Cross of Venus』ではゲームオリジナル技としてポンプ式ショットガン(この世界の名称は不明)を持つ。キノはショットガンを携行していないが8巻に収録された『船の国』では一度だけ使用している。
- ^ さくらの母の手紙を読んだ後、「連れて行かないで良かったと心からホッとしているよ」と語っていたが読む前は彼女の死に戸惑いを見せていた。
- ^ ある紅い花の名前とされているが、作中で明かされることなく通常「×××××」と表示される。本人は嫌な悪口にもなるという理由で嫌っており、旅を始めた頃にはほぼ思い出せないとも述懐している。
- ^ 2006年版:1位[13] / 2007年版:5位[14] / 2008年版:6位[15] / 2009年版:6位[16] / 2010年版:8位[17]
- ^ シズは祖父の政治を良く思っていた(実際、祖父の形見である王冠を大切に持っている)が、彼の父は口やかましいだけと決めつけ快く思っていなかった。
- ^ テレビアニメ第2作のBlu-rayボックス中巻の初回限定版特典。
- ^ 奴隷のように何年か働かされるが、勤労の果てに多額の報酬が返って来るという、観光者の少ない国。
- ^ 本文中、アルマダの海戦は1588年で、関ヶ原の戦いの2年前と書かれている(学園キノ3 p.93-94より)
- ^ スペシャル収録
- ^ 第7・9 - 13話
- ^ 第8話
- ^ ポニーキャニオン、メディアワークス、キャラクター・アンド・アニメ・ドット・コム、ADV FILMS、GENCO
- ^ NBCユニバーサル・エンターテイメント、KADOKAWA アスキー・メディアワークス、クランチロールSCアニメファンド、エー・ティー・エックス、ムービック、EGG FIRM
- ^ メディアワークス、ポニーキャニオン、キャラクター・アンド・アニメ・ドット・コム
- ^ メディアワークス、ポニーキャニオン、キャラアニ、ジェンコ
固有名詞の分類
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