ガンダムジェミナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 03:01 UTC 版)
ガンダムバーンレプオス
ガンダムバーンレプオス Gundam Burn Lapius | |
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型式番号 | OZ-10VMSX-2[19] |
全高 | 20.9m[19] (デュエルモード時:17.2m[19]) |
重量 | 19.2t |
装甲材質 | G-METAL(ガンダニュウム合金) チタニウム合金 |
武装 | アサルト・ベイオネット ゴレム・クロー×2 EMFシールド |
搭乗者 | クラーツ・シェルビィ |
Dr.ペルゲがアスクレプオスの強化発展型として開発した機体[19]。接近戦を得意とした設計となっており、スターダストナイツのクラーツ・シェルビィが搭乗する[20]。
PXシステムや変形機構をもち、「デュエルモード」へと可変する[19]。同形態ではバックパックが頭部に被さり、長い腕部クロー(ゴレムクロー)が展開される[20]。搭乗者のクラーツがシステムに対応されている訓練を受けていない上に、ペルゲによって故意的にシステムのリミッターが設置されていない為、暴走する危険性をはらんでいる[20]。
武装・装備(バーンレプオス)
- アサルト・ベイオネット[注 2]
- 右腕に装備される剣。通常形態では機動性を活かして敵機に接近し、この剣で撃破する戦法を得意とする[20]。
- ゲーム『SDガンダム GGENERATION OVERWORLD』では柄の部分にラピッドショットを内蔵する。
- ゴレムクロー[注 2]
- デュエルモード時に機体の腕部が変形するクロー。
- 通常形態においても腕部のみを変形させることで使用可能で、コミック作中でも使用する描写がある[18]。
- EMFシールド[注 2]
- 左腕に装備する。
作中の活躍(バーンレプオス)
ホワイトファングのビルゴII部隊を単機で壊滅させる戦果をあげ、OZプライズがMDのコントロールを奪って逆に戦力として利用させることに貢献する。MO-Vとの最終決戦時にも、PXシステムを発動させたことでロッシェ・ナトゥーノの駆るガンダムL.O.ブースターを圧倒的な性能で追い詰めるが、搭載されていたPXシステムにリミッターが存在しなかったため、オーバードライブに機体が耐えられず自己崩壊。パイロットのクラーツも、半ば精神崩壊を引き起こした状態で死亡する。
『SDガンダムG GENERATION F』に搭乗した際のカラーリングは、アスクレプオスと大差無かったが、のちの電撃データコレクション『機動戦士ガンダムW [増補改訂版]』でリデザインが行われた際には、クラーツの搭乗機であったカスタムリーオー・レオールと同じカラーリングとなっている。
注釈
出典
- ^ a b c d 『電撃データコレクション 新機動戦記ガンダムW 増補改訂版』アスキー・メディアワークス、2012年2月、52-53頁。ISBN 978-4-04-886314-8
- ^ 『月刊ガンダムエース』2020年1月号、KADOKAWA、438-442頁。
- ^ 『月刊ガンダムエース』2020年2月号、KADOKAWA、28-34頁。
- ^ a b c d e f 『電撃データコレクション 新機動戦記ガンダムW 増補改訂版』アスキー・メディアワークス、2012年2月、88-89頁。ISBN 978-4-04-886314-8
- ^ ときた洸一『KCデラックス 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』第1巻、講談社、2005年9月、42-43頁、ISBN 4-06-372069-1。
- ^ a b c d e 『1/144 HG ガンダムジェミナス01』バンダイ、1997年5月、組立説明書。
- ^ ときた洸一『KCデラックス 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』第1巻、講談社、2005年9月、122-123頁、ISBN 4-06-372069-1。
- ^ a b c d 『コミックボンボン』1997年10月号、講談社、30-31頁。
- ^ 『月刊ガンダムエース』2020年1月号、KADOKAWA、442頁。
- ^ KADOKAWA『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』第9話ほか。
- ^ a b c d e f g h i j k 『1/144 HG ガンダムLOブースター』バンダイ、1997年7月、組立説明書。
- ^ a b 『電撃データコレクション 新機動戦記ガンダムW 増補改訂版』アスキー・メディアワークス、2012年2月、54-55頁。ISBN 978-4-04-886314-8
- ^ ときた洸一『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』第21話、KADOKAWA。
- ^ ときた洸一×新谷学(アストレイズ)「G-UNITシークレット対談前編」、ときた洸一『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』第2巻188 - 189頁、KADKAWA。
- ^ ときた洸一『KCデラックス 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』第2巻、講談社、2005年10月、140-141頁、ISBN 4-06-372087-X。
- ^ a b c d e f g h i j k 『1/144 HG ガンダムアスクレプオス』バンダイ、1997年7月、組立説明書。
- ^ ときた洸一『KCデラックス 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』第3巻、講談社、2005年11月、94-97頁、ISBN 4-06-372098-5。
- ^ a b ときた洸一『KCデラックス 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』第3巻、講談社、2005年11月、110-113頁、ISBN 4-06-372098-5。
- ^ a b c d e f 『電撃データコレクション 新機動戦記ガンダムW 増補改訂版』アスキー・メディアワークス、2012年2月、56頁。ISBN 978-4-04-886314-8
- ^ a b c d ときた洸一『KCデラックス 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』第2巻、講談社、2005年10月、146-147頁、ISBN 4-06-372087-X。
- ^ a b c 『月刊ガンダムエース』2020年3月号、KADOKAWA、98-99頁。
- ^ ときた洸一『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』第9・13話、KADOKAWA。
- ^ 『月刊ガンダムエース』2019年10月号、KADOKAWA、141頁。
- ^ 『月刊ガンダムエース』2019年10月号、KADOKAWA、111-115頁。
- ^ 『月刊ガンダムエース』2019年10月号、KADOKAWA、131頁。
- ^ 『月刊ガンダムエース』2019年11月号、KADOKAWA、159-160頁。
- ^ 『月刊ガンダムエース』2019年10月号、KADOKAWA、118-123頁。
- ^ ときた洸一『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』第10話、KADOKAWA。
- ^ ときた洸一『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』第11- 12話、KADOKAWA。
- ^ ときた洸一『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』第15話、KADOKAWA。
- ^ ときた洸一『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』最終巻あとがき、KADOKAWA。
- ^ ときた洸一『新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』最終話、KADOKAWA。
- ^ ときた洸一『KCデラックス 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』第3巻、講談社、2005年11月、154-157頁、ISBN 4-06-372098-5。
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