ガリアーノ (バンド)とは? わかりやすく解説

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ガリアーノ (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 05:44 UTC 版)

ガリアーノ
Galliano
出身地 イングランド ロンドン
ジャンル アシッドジャズ
活動期間 1988年 - 1997年2024年 -
レーベル アシッド・ジャズ・レコーズ
トーキング・ラウド
旧メンバー ロブ・ギャラガー
コンスタンティン・ウィアー
マイケル・スナイス
クリスピン・ロビンソン
ヴァレリー・エティエンヌ
ミック・タルボット
スティーヴ・ホワイト
クリスピン・テイラー
アーニー・マッコーン
マーク・ヴァンダーグヒト
スティーヴ・アミーディー

ガリアーノGalliano)は、1988年から1997年にかけて活動したロンドンを拠点とするアシッドジャズ・グループである。エディ・ピラーとジャイルス・ピーターソンアシッド・ジャズ・レコーズ・レーベルと最初に契約を交わしたアーティストとなった。オリジナル・メンバーは、ロブ・ギャラガー(ボーカル、ロベルト・ガリアーノとしてクレジット)[1]、コンスタンティン・ウィアー(ボーカル)、マイケル・スナイス(バイブ・コントローラー)、クリスピン・ロビンソン(パーカッション)であった。その他の重要なメンバーには、すべてのアルバムのレコーディングに参加したヴァレリー・エティエンヌ、キーボードのミック・タルボット、ドラムのクリスピン・テイラー、ベースのアーニー・マッコーン、ギターのマーク・ヴァンダーグヒト、アンクル・ビッグ・マン(ダンサー)とも呼ばれるスティーヴ・アミーディーなど、他のミュージシャンたちも含まれていた[2]

このグループの最初のシングルは、「Frederick Lies Still」と呼ばれるカーティス・メイフィールドの曲「Freddie's Dead」をリワークしたもので、1988年6月にリリースされた[3]。また、これがアシッド・ジャズ・レーベル最初のリリース作品となった[3]

ガリアーノは、1994年に成功のピークを達成している。アルバム『ロング・タイム・ゴーン』は、全英アルバムチャートで8位まで上昇した[2]

ガリアーノは、サミュエル・L・ジャクソン主演、ケヴィン・レイノルズ監督作で1997年の映画『187 (One Eight Seven)』のタイトルバックで使用される楽曲を提供した。その曲「Slack Hands」は、1996年のアルバム『4OUR』に収録されている。

1997年、ギャラガーはガリアーノを解散し、トゥ・バンクス・オブ・フォーやアール・ジンガー(Earl Zinger、レゲエシンガー)といった他の音楽プロジェクトに関わっていたが、2024年8月に、実に27年ぶりとなる最新作『ハーフウェイ・サムホエア』(Halfway Somewhere)を発表した。

メンバー

オリジナル・メンバー

  • ロブ・ギャラガー (Rob Gallagher) - ボーカル
  • コンスタンティン・ウィアー (Constantine Weir) - ボーカル
  • マイケル・スナイス (Michael Snaith) - バイブ・コントローラー
  • クリスピン・ロビンソン (Crispin Robinson) - パーカッション

ディスコグラフィ

アルバム

  • 『ビー・バップ・トゥ・ヒップ・ポップ』 - In Pursuit of the 13th Note (1991年、Talkin' Loud)
  • 『ジョイフル・ノイズ・アントゥ・ザ・クリエイター』 - A Joyful Noise Unto The Creator (1992年、Talkin' Loud) ※全英28位
  • 『ロング・タイム・ゴーン』 - The Plot Thickens (1994年、Talkin' Loud) ※全英8位
  • 『4OUR』 - :4 (1996年、Mercury Records)
  • 『ハーフウェイ・サムホエア』- "Halfway Somewhere"(2024年、Brownswood)

ライブ・アルバム

  • 『ベスト・ライヴ・アット・リキッド・ルーム』 - Live at Liquid Rooms (Tokyo) (1997年、Talkin' Loud / Mercury Records)[4]

コンピレーション・アルバム

  • What Colour Our Flag (1994年、Talkin' Loud)
  • 『REMIXES』 - A Thicker Plot (remixes 93-94) (1994年、Talkin' Loud)

シングル

  • "Frederic Lies Still" (1988年)
  • "Let The Good Times Roll" (1989年) ※The Quiet Boys feat. Galliano
  • "Welcome To The Story" (1990年)
  • "Nothing Has Changed" (1991年)
  • "Power And Glory" (1991年)
  • "Jus' Reach" (1991年)
  • "Skunk Funk" (1992年)
  • "Prince Of Peace" (1992年)
  • "Jus' Reach Recycled" (1992年)
  • "Long Time Gone" (1994年)
  • "Twyford Down" (1994年)
  • "Ease Your Mind" (1996年)
  • "Roofing Tiles" (1996年)

脚注

  1. ^ Rob Gallagher Discography at Discogs”. Discogs.com. 2013年9月15日閲覧。
  2. ^ a b Colin Larkin, ed (2000). The Virgin Encyclopedia of Nineties Music (First ed.). Virgin Books. p. 168. ISBN 0-7535-0427-8 
  3. ^ a b Rudland, Dean [in 英語] (2001). The Best of Acid Jazz (booklet). Various artists. London: Metro. METRCD050。
  4. ^ Roberts, David (2006). British Hit Singles & Albums (19th ed.). London: Guinness World Records Limited. p. 221. ISBN 1-904994-10-5 

外部リンク




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