カフェ・ロワイヤル カフェ・ロワイヤルの概要

カフェ・ロワイヤル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/28 17:40 UTC 版)

画像提供依頼:実物の画像提供をお願いします。2022年8月

概要

コーヒー(ブラック)を注ぎ、スプーンに角砂糖を乗せる。角砂糖にブランデーコニャックを注いで染み込ませる。角砂糖に染みたアルコール分に点火し、アルコール分による青い炎を楽しみ、火が消え角砂糖が溶けたら、コーヒーに落とし、かき混ぜて飲む[2][3][4][5]

ロワイヤル・スプーンとも呼ばれる先端が下に降り曲がっていて、カップの縁に固定できるスプーンもある[2]。なお、ロワイヤル・スプーンは日本で考案されたカトラリーである[6]

ブランデーの香りと青い炎の演出を楽しむ飲み方である。アルコール分が燃える青い炎は明るい場所で見えにくいため、やや暗い場所の方が炎の演出を楽しむには向いている[2][3]

なお、カフェ・ロワイヤルはナポレオンが愛飲したことでも知られている[3][7]

出典


  1. ^ Kenneth Davids (1991) (英語). Coffee: A Guide to Buying, Brewing & Enjoying. 101 Productions. p. 225. ISBN 9781564265555 
  2. ^ a b c 伊藤博 『コーヒー事典』保育社、1994年、81頁。ISBN 9784586508693 
  3. ^ a b c 中村健二 『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、78頁。ISBN 9784072743935 
  4. ^ 福西英三 『カクテル入門』保育社、1982年、23頁。ISBN 9784586505630 
  5. ^ 岡崎ユウ 『本格 家飲みカクテル教本 新装版 ルールをマスターして美味しく楽しむ120種』メイツ出版、2021年、114頁。ISBN 9784780424928 
  6. ^ 知らなかった、日本で生まれたカトラリー!”. 燕物産. 2022年8月29日閲覧。
  7. ^ 花崎 一夫 監修 『ザ・ベスト・カクテル』 永岡書店 1990年6月5日発行 ISBN 4-522-01092-3


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