ウルム 観光

ウルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 14:35 UTC 版)

観光

ミュンスターと呼ばれるゴシック建築ウルム大聖堂(厳密には小教区教会)が有名である。尖塔は高さが161.53メートルで、教会の塔として世界一の高さを誇る。尖塔の先端近辺の高さ140mまで螺旋階段で登ることができる。螺旋階段には大きな風抜きの窓が随所に開けられている。

パン文化博物館ドイツ語版はパンと食糧、飢えなどをテーマに時代区切りで展示している[7]

交通

ウルム中央駅がこの地域の鉄道輸送の中心となっている。ヴェンドリンゲン - ウルム高速線によりシュトゥットガルトと、アウクスブルク - ウルム線によりアウクスブルクと結ばれており、南ドイツの幹線鉄道経路上に位置している。ドイツ各地やフランスへのICEが発着する。人口10万人程度の地方都市であるが、町にはLRT:路面電車(シュトラーセンバーン、ウルム市電)が走っている。

またアウトバーンの交通の要衝(十字路)になっており、西のカールスルーエ、シュトゥットガルトよりミュンヘンへ向かうアウトバーン8号線、北のヴュルツブルクより南のフッセンへ向かうアウトバーン7号線の交差点(Kreuz:クロイツ)になっている。アウトバーンの路線番号は東西方向が偶数、南北方向が奇数に割り振られている。

スポーツ

ウルム出身の人物

ウルムに関係がある人物


  1. ^ Statistisches Landesamt Baden-Württemberg – Bevölkerung nach Nationalität und Geschlecht am 31. Dezember 2021 (CSV-Datei)
  2. ^ 「ネアンデルタール人のほか、約43,000年前の最終氷期の頃にヨーロッパにたどり着いたとされる初期の現生人類の痕跡が残り、マンモスの牙から作られた小さな彫像やトリの骨から作られた楽器(フルート)が見つかっています」。楢沢優芽子「Tübingen留学の思い出」〔DAAD友の会『ECHO』38、2022年11月、42-44頁、引用は44頁。〕
  3. ^ Dieter Berger: de:Duden, geographische Namen in Deutschland: Herkunft und Bedeutung der Namen von Ländern, Städten, Bergen und Gewässern. Mannheim/Wien/Zürich: Bibliographisches Institut, 1993 (ISBN 3-411-06251-7), S. 262.
  4. ^ Lexikon des Mittelalters. Bd. VIII. München: LexMA Verlag 1997 (ISBN 3-89659-908-9), Sp. 1190-1191.
  5. ^ このウルムをリーダーとし、西南ドイツ14都市が加盟したシュヴァーベン都市同盟は、「金印勅書に盛られた都市抑圧政策に対抗する」目的で1376年に結成されたものである。同盟は1385年には加盟都市40になり、別に1318年に再建されたライン都市同盟と合同して南ドイツ都市同盟という大同盟となったが、「団結がルーズであり、また異分子をふくんだため、この南ドイツ都市同盟はまもなく解消する」。今来陸郎『都市と農民――中世のヨーロッパ』至誠堂 1973年2月、109-110頁。
  6. ^ Lexikon des Mittelalters. Bd. VIII. München: LexMA Verlag 1997 (ISBN 3-89659-908-9), Sp. 1191-1193.- シュタインヘーヴルと「イソップ」については、Lexikon des Mittelalters. Bd. VIII. München: LexMA Verlag 1997 (ISBN 3-89659-908-9), Sp. 99-100. および小堀桂一郎 『イソップ寓話』(中公新書 523)中央公論社1978年、133-145頁他。
  7. ^ 森本智子『ドイツパン大全』誠文堂新光社、2017年、215頁。ISBN 978-4-416-51731-4 
  8. ^ Lexikon des Mittelalters. Bd. VIII. München: LexMA Verlag 1997 (ISBN 3-89659-908-9), Sp. 99-100. および小堀桂一郎 『イソップ寓話』(中公新書 523)中央公論社1978年、133-145頁他。
  9. ^ Günther Dietel: Reiseführer für Literaturfreunde. I: Bundesrepublik Deutschland einschl. Berlin . Frankfurt/M-Berlin: Ullstein 1965. S. 294 und 188.


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