ウルミベルクとは? わかりやすく解説

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ウルミベルク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 13:05 UTC 版)

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ミューテン山からみたウルミベルクとリギ山

ウルミベルク: Urmibergウルミーベルクとも)は、スイスリギ山のうち、シュヴィーツ州に広がる東側の山麓地域。主としてインゲンボール市のブルンネン町に属する地域である。リギ山の東山塊のうち、リギ・ホッホフルー峰の東側の山麓で、休憩所があり展望が美しい標高1,395mのゴッテアトリ峰を中心とする[1]

概要

両ミューテン山を背景としたゴッテアトリ峰

ウルミベルクは、標高1,698mのリギ・ホッホフルー(Rigi Hochflue)から、東北に向かって始まる[1]。上部の尾根は、インゲンボール市とラウエルツ市の境界を走る。ラウエルツ市側の西北側斜面は、ビュエラーベルク(Büelerberg)と呼ばれている。

ゴッテアトリ峰付近からファーレン川(Fallenbach)が南に流れ、フィアヴァルトシュテッター湖(ルツェルン湖)に注いでいる。湖への河口付近にはかつてファーレンバッハホテルがあって、1994年に外国人を排斥する過激派のマルセル・シュトレーベル(Marcel Strebel)が警察官に発砲した事件で全国的に有名であった。

リギ鉄道によって運営されているケーブルカー・ウルミベルク線(Urmiberg Bahn)が、標高436m[1]のブルンネン西郊から、ウルミベルクの真ん中にあたる標高1,128m[1]のティンペル(Timpel)まで通じている。ティンペル駅の隣には、レストラン「ティンペル牧場」(Timpelweid)があり、食事と眺望を楽しめる。

山から突き出た奇岩「オーバー・ブルンニベルク」と「ウンター・ブルンニベルク」があり、特にオーバー・ブルンニベルクはドゥーメ(Duume)という愛称で有名である。

風景

ゴッテアトリ峰からのパノラマ

外部リンク

脚注

  1. ^ a b c d > SwissTopo (Karten der Schweiz)



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