それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 15:06 UTC 版)
登場キャラクター(キャスト)
詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。
レギュラーキャラクター
- アンパンマン
- 声 - 戸田恵子
- パン作りが上手くいかないココリンに「大切なのは真心を込める事だ」と助言を与え、「僕はどんな時も君の味方だ」と約束する。
- 本作では、TVアニメでは避けられていた「首無し」(顔が全部なくなってしまう)状態が描写された。これは、ブラックココリンとなったココリンに地球での暮らし、みんなの真心を思い出し、元のココリンに戻すために自らブラックココリンの口に飛び込み顔を全部あげてしまったためである。
- ばいきんまん
- 声 - 中尾隆聖
- 冒頭では町で開かれた祭りを襲撃しアンパンマンと戦うが、自身の発射したミサイルで宇宙まで吹き飛ばされてしまい、そのまま偶然辿り着いたヘンテ星で「ヘンテエネルギー」の存在を知る(なお、生き帰りと共に気絶していたため行き方を覚えておらず、ホラーマンからも「ばいきんまんらしいですねぇ」と呆れられていた)。その後、ジャムおじさんに変装してココリンを騙し、バイキンヘンテエネルギーメカでヘンテエネルギーを奪ってしまう。アンパンマン達の反撃によりドキンちゃん、ホラーマン共々UFOに変身しそのままアンパンチで退散させられた。エンディングでパン工場に行き、ココリンが真心を込めて作ったパンを食べて元の姿に戻った。
- ジャムおじさん
- 声 - 増岡弘
- 「ヘンテ星の人々を救ってヒーローになりたい」と考えていたココリンのために、パンの作り方を教える。
- バタコさん
- 声 - 佐久間レイ
- めいけんチーズ
- 声 - 山寺宏一
- ドキンちゃん
- 声 - 鶴ひろみ
- ヘンテ星へ行くためにバタコさんに変装してココリンを騙す。ブラックココリンによってしょくぱんまんがUFOに変身させられた時は、「その姿も素敵」とメロメロになっていた。
- ホラーマン
- 声 - 肝付兼太
- ヘンテ星へ行くためにめいけんチーズに変装してココリンを騙す。
- しょくぱんまん
- 声 - 島本須美
- カレーパンマン
- 声 - 柳沢三千代
- メロンパンナ
- 声 - かないみか
- クリームパンダ
- 声 - 長沢美樹
- ココリンに「ヘンテ星を救ってくれる宇宙一のヒーロー」と勘違いされて、ヘンテ星へ連れ去られてしまう。ブラックココリンになってしまったココリンを必死に説得するが、他の仲間達と同じくUFOに変身させられてしまう。
- やみるんるん
- 声 - 佐久間レイ
- みみせんせい
- 声 - 滝沢ロコ
- ちびぞうくん
- 声 - 坂本千夏
- ピョン吉
- 声 - 原えりこ
- ウサ子
- 声 - 中村ひろみ
- カバオくん
- 声 - 山寺宏一
ゲストキャラクター
- ココリン
- 声 - 松雪泰子
- ヘンテ星に住んでいる宇宙人の少年。ヘンテエネルギーの欠乏に苦しむヘンテ星を救ってくれるヒーローを探し求めては騒ぎばかり起こすため、評議委員達を困らせていた。クリームパンダを連れて来た事で評議委員長の逆鱗に触れてしまい、宇宙へと逃亡し地球に辿り着く。宇宙船アンパンマン号が完成しヘンテ星へ帰れるようになるまで、ジャムおじさんからパン作りを教わるが、アンパンマンから聞いた「真心」の本当の意味を知らないため何度やっても美味しいパンが焼けず失敗し、自暴自棄に陥ってしまう。
- その後、ばいきんまんによって、ブラックココリンになってしまったが、アンパンマンが元のココリンだった頃の記憶を呼び覚ませるように自分の顔を全部あげたため、本当の真心を知り元に戻った。それから、その本当の真心の下に、ジャムおじさんの代わり(体がUFO状態で手がなく体がふわふわと浮かんでしまうため)[5]にアンパンマンの新しい顔を丁寧に作った。ばいきんまん達が退治されたあとは、ジャムおじさん達と沢山のパンをヘンテ星の人々に振る舞う。
- ブラックココリン
- 声 - 山寺宏一
- ばいきんまんが奪取したヘンテエネルギーにやみるんるんがとりついてできた「悪のエネルギー」を浴びせられて巨大な黒い怪物になったココリン。自身がココリンだった頃の記憶を失っているため、アンパンマンやクリームパンダの説得さえ聞き入れない。ばいきんまんの命令に従い、アンパンマン達やヘンテ星の住人に襲いかかる。ブラックココリンの吐く毒ガスを浴びるとUFOになってしまう。アンパンマンが自分の顔を全部あげたことで、ブラックココリンは地球での暮らし、みんなの真心を思い出して、元のココリンに戻る。
- 評議委員長
- 声 - 藤井恒久(日本テレビアナウンサー)
- ヘンテ星の評議委員長。ヘンテエネルギーが欠乏しかけている星の危機を救おうとしているが、有効な手立てが見つからずにいる。星の民の飢えを救うヒーローをみつけようと騒ぎばかり起こすココリンにあきれている。
- 評議員
- 声 - 宮川美保、横尾博之、佐久間レイ、堀内賢雄
- 監視ロボ
- 声 - 山寺宏一(パトランタイプ)、足立梨花(お掃除ロボ)
- ヘンテ星をパトロールし、異常を見つけたら仲間に知らせるロボット。町を掃除したり、機械や施設の説明をしたりする。
その他の登場キャラクター
- タイコマン
- 声 - 堀内賢雄
- 1991年の『ドキンちゃんのドキドキカレンダー』以来20年ぶりの登場。
- アンコラ
- 崖から落ちそうになったところをアンパンマンに助けられた。
- ヤギおじさん
- おくらちゃん
- ネギーおじさん
- モオさん
- りんごちゃん
- ミカンぼうや
- シブガキじいさん
- かつぶしまん
- しらたまさん
- うなぎまん
- どんぶりまんトリオ
-
- てんどんまん
- カツドンマン
- かまめしどん
- 以上、エンディングのみの登場で台詞なない。
- やなせうさぎ
- 声 - やなせたかし
- 物語のラストに登場。お腹を空かせていた所をアンパンマンに助けられる。映画にやなせうさぎが登場するのは2度目。前作『ブラックノーズと魔法の歌』に似たような人物が登場している。
- ^ 『SUPER 8』が2週連続で首位!夏休みを前に『アンパンマン』などのアニメ作品も好調な成績でランクイン!シネマトゥデイ 2011年7月6日
- ^ “すくえ!ココリンと奇跡の星(前編)”. 日本テレビ. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “すくえ!ココリンと奇跡の星(後編)”. 日本テレビ. 2022年12月3日閲覧。
- ^ 大人が号泣したアンパンマン
- ^ 劇場版でジャムおじさん達以外の人物がアンパンマンの顔を作ったのは、1997年公開の第9作 『虹のピラミッド』(ロールパンナが製作)以来2度目。
- ^ 絵本では「おそろしいロボット」と表記されていた。
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