それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 15:06 UTC 版)
用語
- ヘンテ星
- ココリン達が住む、遠い宇宙にある卵型の惑星。無数に空けられた空洞を潜り抜けた先には半球形の空中都市が広がっている。全てが人工物によって形成された星であるため、地球のように植物や昆虫等の自然が一切存在しない。アンパンマン達の住む地球よりも科学技術が発達しており、1000年もの間「ヘンテエネルギー」の恩恵を受けコンピューターやロボットに囲まれた豊かな生活を送って来た。しかし、大量消費が進むにつれヘンテエネルギーの枯渇化が問題視されるようになり、更にばいきんまんに残り少ないエネルギーを全て奪われたせいで完全に崩壊し、滅亡に至る。その後、星ごと地球に持ち込まれ、ヘンテ星人は全員地球で自給自足の生活を営むことになった。
- ヘンテエネルギー
- ヘンテ星に1000年前から存在するエネルギー。星の住人がこのエネルギーを大量消費し続けた結果、エネルギーの枯渇が深刻化となってしまう。ばいきんまんに残り僅かとなったエネルギーを奪われると星中のロボットやコンピューターの機能が停止し、ヘンテ星がバラバラに壊滅してしまった。
- ヘンテカプセル
- ヘンテ星独自の食べ物。ヘンテエネルギーによって作られており、1粒服用するだけで満腹になれる。パンやお菓子といった普通の食べ物を知らないヘンテ星の民はこのカプセルのみで食事を済ませていたが、ヘンテエネルギーの欠乏が危機的状況に陥ってからは生産されなくなってしまい、住人はたちまち食糧危機に陥る。
乗り物
- 宇宙船アンパンマン号
- ココリンをヘンテ星まで送るためにジャムおじさん達が作った宇宙船。ヘンテエネルギーをばいきんまんに奪われヘンテ星が壊滅した所へ着陸した。ブラックココリンの毒ガスを浴び、ジャムおじさんらと同様にUFOに変形してしまった。
- ヘンテ星の宇宙船
- ボール型の小型宇宙船で、子供一人でも操縦ができ、ココリンも所有している。ヘンテ星から宇宙へ逃亡する際にココリンとクリームパンダが搭乗していたが、ばいきんまんのミサイルと衝突した事で半壊し、そのまま地球へと墜落した(中にいた2人は墜落前にアンパンマン達によって無事に救出された)。
バイキンメカ
- バイキンUFO
- ニセ宇宙船アンパンマン号
- 宇宙船アンパンマン号に似せた外見で、顔がばいきんまんのものになっている宇宙船。ばいきんまんがヘンテ星のヘンテエネルギーを強奪するために作った。ココリンをジャムおじさんたちの変装で騙して乗せ、ヘンテ星まで案内させた。底部からは爆弾を撃ち出す事が可能でヘンテ星のあちこちを破壊してしまう。ヘンテエネルギーのタンクに到着すると、ココリンを用済みとして外へ追放し、バイキンヘンテエネルギーメカに変形した。
- バイキンヘンテエネルギーメカ[6]
- ニセ宇宙船アンパンマン号から変形した、球体状のボディに脚部が付いたロボット。ばいきんまんがヘンテエネルギーの秘密に着目し開発した。バキューム状の口でヘンテエネルギーを全て吸い取ってしまう。そしてやみるんるんとヘンテエネルギーの力で、「最強の悪のエネルギー」を作り出し、ココリンをブラックココリンに変えてしまう。ココリンが元の姿に戻り、アンパンマン達が復活してからは、ロケットパンチを装備した戦闘形態に変形し、悪のエネルギーとアンパンチすら物ともしない強靭な装甲でアンパンマン達を苦戦させるが、宇宙船アンパンマン号のノーズパンチでバランスを失い、更にアンパンマン・しょくぱんまん・カレーパンマンに悪のエネルギーを反射させられ、操縦するばいきんまんたちもろともUFOに変身させられ強靭な装甲を失ったところを、アンパンチで貫かれ破壊された。
- ^ 『SUPER 8』が2週連続で首位!夏休みを前に『アンパンマン』などのアニメ作品も好調な成績でランクイン!シネマトゥデイ 2011年7月6日
- ^ “すくえ!ココリンと奇跡の星(前編)”. 日本テレビ. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “すくえ!ココリンと奇跡の星(後編)”. 日本テレビ. 2022年12月3日閲覧。
- ^ 大人が号泣したアンパンマン
- ^ 劇場版でジャムおじさん達以外の人物がアンパンマンの顔を作ったのは、1997年公開の第9作 『虹のピラミッド』(ロールパンナが製作)以来2度目。
- ^ 絵本では「おそろしいロボット」と表記されていた。
- それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星のページへのリンク