お子様ランチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 10:05 UTC 版)
物価調査の廃止
戦後日本国政府は、消費者物価指数の調査対象品目としてお子様ランチの消費物価を家計に係る物価変動を調査する目的で調査してきた。しかし、「家計消費支出上の重要度等」を踏まえ、安倍内閣施政下において2015年11月27日に調査廃止が決定された[13][14]。
調査品目廃止の具体的な理由について、総務省は「消費構造の変化などに伴い、家計消費支出上重要度が低くなった品目、その品目がなくても、中分類指数の精度が確保できる品目、円滑な価格取集が困難となった又は価格変化を的確に把握できなくなった品目」のいずれかに該当する品目であると説明している[15]。
お子様ランチの消費者物価指数は、2010年で平均を100としたとき2015年は102.3、最も高かったのは2008年の102.3であった。また1980年時点では70を下回っていた[16]。
脚注
関連項目
外部リンク
注釈
出典
- ^ プログレッシブ和英辞典
- ^ a b 菊地武顕「あのメニューが生まれた店」62頁 平凡社
- ^ お子様ランチ儲けすぎてはいけませよ~ 株式会社 DWC 2012年3月17日
- ^ カフェ&レストラン ランドマーク三越
- ^ a b 「お子様ランチ」発祥の松坂屋で“大人の”お子様ランチ!松坂屋上野店開業250周年記念フェアPRTIMES 2018年3月20日
- ^ かつや、大人のためのお子様ランチ「大人様ランチ」,グルメ Watch,2022年5月10日
- ^ ジョイフル、グランドメニュー/ランチメニューを同時リニューアル,グルメ Watch,2022年9月20日
- ^ 三越の広報サイト
- ^ a b c d お子様ランチ~誕生は上野松坂屋!?上野が、すき。 2015年4月24日
- ^ 読売新聞 2013年10月29日 夕刊15面広告
- ^ 松坂屋ヒストリア
- ^ 消費者物価指数、品目見直し 除外…携帯型オーディオ 追加…タブレット端末:朝日新聞デジタル
- ^ “「お子さまランチ」が消える? ある経済指標から外れる理由”. プレジデントオンライン (2015年9月17日). 2017年2月16日閲覧。
- ^ NHKニュース (2015年7月17日). “消費者物価指数5年ぶりに基準改定”. 日本放送協会. オリジナルの2015年7月20日時点におけるアーカイブ。 2017年2月16日閲覧。
- ^ 総務省統計局『消費者物価指数2015年基準改定計画』(PDF)(レポート)総務省、2015年11月27日、4頁 。2017年2月16日閲覧。"〈廃止品目の選定基準〉 以下の①~③の基準のいずれかに該当する場合であって、かつ、中分類の代表性を 損なうと判断されない場合に廃止品目とする。① 消費構造の変化などに伴い、家計消費支出上重要度が低くなった品目 ② その品目がなくても、中分類指数の精度が確保できる品目 ③ 円滑な価格取集が困難となった又は価格変化を的確に把握できなくなった品目"。
- ^ GD Freak (2016年1月30日). “グラフ 年次 消費者物価指数_食料_外食_一般外食(その2) お子様ランチ(指数)”. GDフリーク株式会社. 2017年2月11日閲覧。
- 1 お子様ランチとは
- 2 お子様ランチの概要
- 3 物価調査の廃止
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