∀ガンダム
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映画
2002年2月9日より全国一斉公開された劇場版。TVシリーズの全50話に新作カットを加え、全2部作のアニメーション映画として再編集された。日本映画界では初の試みとなる、2部作を日替わりで上映する「サイマル・ロードショー」方式がとられた。キャッチコピーは「人は癒され、ガンダムを呼ぶ!」。
- 劇場版∀ガンダムI 地球光
- (第1話 - 第27話)
- 劇場版∀ガンダムII 月光蝶
- (第28話 - 第50話)
- エンディングテーマ
- 『AFTER ALL』
- 作詞 - Chris Mosdell / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 唄 - Donna Burke
- 備考
- 『I 地球光』は物語の開始から核ミサイルの爆発による「真夜中の夜明け」事件とギャバンの死までを描き、『II 月光蝶』はミドガルドに拉致されたキエルを救い出すためロランたちが戦艦ウィルゲムで宇宙に進出する場面からギム・ギンガナムとの最終決戦とその後日談までを描いている。
- TVシリーズの中盤に当たる部分が抜け落ちる形となっており、『I 地球光』のエンディングロール内でソシエが戦死したギャバンのために彼の贈ったウェディングドレスを身に纏うシーンがあるのみで、キエルの拉致については補足がなく、『I 地球光』終盤で敵として戦ったレット隊が『II 月光蝶』の開幕時は味方として参加しているなど、劇場版のみを鑑賞しただけでは理解出来ない点も多い。
- TVシリーズで川で水遊びをしていたロランが誤って川で溺れ、キエルとソシエに助けられるシーンではTVシリーズでは3人とも全裸だったのに対し『I 地球光』ではそれぞれ下着を身につけている(海外放映版のために製作した場面を採用した)。
- ロランとギンガナムとの生身の最終対決シーンでは、台詞だけが変更され、「剣で戦ったことはあるか」とのギンガナムの問いに対し、ロランはTVシリーズの「一度だけ」とは逆に、『II 月光蝶』では「ありません」と答えている。
注釈
- ^ タイトルロゴには CALLED TURN "A" GUMDAM と添え書きされている。
- ^ 『∀ガンダム』第44話「敵、新たなり」より。『劇場版∀ガンダムII 月光蝶』では約5000年前とされる。
- ^ a b 『∀ガンダムI 地球光』のみ。
- ^ 『∀ガンダムII 月光蝶』のみ。
- ^ 現在はソニー・ミュージックエンタテインメントの機能子会社のソニー・ミュージックレーベルズに吸収された。
- ^ シングルのジャケット裏面には「HIDEKI SAIJO by the courtesy of RCA ARIOLA/BMG JAPAN,INC.」の表記があり、厳密にはボーカルとして本作の制作に参加しているという扱いである。
- ^ 本来の放送日は10月1日であったが、9月30日に発生した東海村JCO臨界事故の報道特別番組のため、1週ずつ繰り下がり。第29話と第30話は連日放送となった。
- ^ 本来は3月31日放映予定だったが、有珠山噴火特番の影響で放映が延期された。
- ^ 深夜枠にてリピート放送をしていたが、3話で打ち切りになっている。
- ^ 最終2話は2000年4月5日の水曜 15:30 - 16:00、及び6日の木曜 15:30 - 16:00に放送[21]。
- ^ 41話は火曜 17:25 - 17:55に、49話は木曜 16:30 - 17:00に放送。
- ^ 放送途中から早朝に移動。
出典
- ^ “『∀ガンダム』テレビシリーズ、ついにBD Box発売決定! | アニメイトタイムズ”. 『∀ガンダム』テレビシリーズ、ついにBD Box発売決定! | アニメイトタイムズ. 2021年5月9日閲覧。
- ^ 『イデオンという伝説』太田出版
- ^ 『オーバーマン・キングゲイナー・イントロダクション ― 富野由悠季、新作を語る!!』40-41頁。
- ^ 『電撃 HOBBY MAGAZINE』 2008年5月号、角川グループパブリッシング、2008年。
- ^ 『G2O』 Volume.6、アスキー、1999年。
- ^ 『大人のガンダム 完全版』日経BP出版センター。
- ^ 『ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版 パンフレット』「富野由悠季インタビュー」12-15頁。
- ^ a b 『電撃PlayStation』2007年9月14日号付録「Re:Play」Vol.9 富野由悠季インタビューより。
- ^ a b プラモデル「ターンX」組立説明書, 1/100スケールモデル MG, バンダイ
- ^ 『GUNDAM 35th ANNIVERSARY BOOK YOSHIYUKI TOMINO 1979-2014』11頁。
- ^ 『ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版』フライヤー。
- ^ 『ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版 パンフレット』5頁。
- ^ 『ガンダム Gのレコンギスタ オフィシャルガイドブック』 Gakken、2015年9月、153頁。ISBN 978-4-05-406307-5。
- ^ a b c 『夜のG-レコ研究会~富野由悠季編~』2015年8月27日。スマートフォンアプリ「ガンダムチャンネル」にてアーカイブ配信されている。
- ^ 『TV Bros.』2014年8月2日号「富野由悠季インタビュー」6-9頁。
- ^ 『ガンダム Gのレコンギスタ』第2話・第4話・第6話より。
- ^ a b c d e f 「∀ガンダム」全記録集2 P74
- ^ a b c 「∀ガンダム」全記録集2 P70-71
- ^ 「∀ガンダム」全記録集2 P73
- ^ 『∀の癒し』より。
- ^ a b c d e f 北海道新聞縮刷版[いつ?]
- ^ a b 『アニメディア』1999年10月号『TV STATION NETWORK』119頁
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『アニメージュ』1999年10月号(徳間書店)全国放送局別放映リスト(156 - 157頁)
- ^ 「TV STATION NETWORK」『アニメディア』2000年7月号、学研、129頁。
- ^ 『北日本新聞』1999年4月24日付 - 9月25日付各朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』1999年10月7日付 - 2000年6月1日付各朝刊、テレビ欄。
- ^ 『アニメディア』2000年11月号『TV STATION NETWORK』121頁
- ^ 『萩尾望都 SFアートワークス』河出書房新社、66ページ。
- ^ 長野県信濃美術館「描かれた武士(ヒーロー)たち 武者絵の世界展」目録による。
- ^ あきまんのTwitter 2014年2月12日 7:34の発言
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