束縛状態とは? わかりやすく解説

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束縛状態

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/15 14:50 UTC 版)

束縛状態(そくばくじょうたい、Bound state(s))とは、電子などがポテンシャルなどに束縛された状態のこと。束縛されるものは電子だけとは限らない。また、アンダーソン局在のような局在状態とは異なる。但し、束縛状態も空間内で、ポテンシャルなどによって束縛された状態であり、空間的に局在した状態となっている。

束縛状態の例としては、不純物準位の電子(半導体の不純物準位など←比較的束縛は弱い)や、原子の内殻電子も原子核に強く束縛されたものである。

関連項目


束縛状態

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 06:27 UTC 版)

井戸型ポテンシャル」の記事における「束縛状態」の解説

解くべき方程式は、ポテンシャルの値ごとに領域分けて、 V ( x ) = { d 2 d x 2 ψ ( x ) = − k 2 ψ ( x ) ( − L 2 < x < L 2 ) d 2 d x 2 ψ ( x ) = k ′ 2 ψ ( x ) ( x < − L 2 , L 2 < x ) {\displaystyle V(x)={\begin{cases}{\dfrac {d^{2}}{dx^{2}}}\psi (x)=-k^{2}\psi (x)&\left(-{\dfrac {L}{2}}<x<{\dfrac {L}{2}}\right)\\{\dfrac {d^{2}}{dx^{2}}}\psi (x)=k'^{2}\psi (x)&\left(x<-{\dfrac {L}{2}},{\dfrac {L}{2}}<x\right)\end{cases}}} (3) である。( k 2 = 2 m E / ℏ 2 {\displaystyle k^{2}=2mE/\hbar ^{2}} , k ′ 2 = 2 m ( V 0 − E ) / ℏ 2 {\displaystyle k'^{2}=2m(V_{0}-E)/\hbar ^{2}} とおいた。)

※この「束縛状態」の解説は、「井戸型ポテンシャル」の解説の一部です。
「束縛状態」を含む「井戸型ポテンシャル」の記事については、「井戸型ポテンシャル」の概要を参照ください。

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