真空成形
加熱軟化させたプラスチックシート材を型の上に置き、シート材と型の間の空気を抜き、大気圧でシート材を型に密着させ成形する方法である。型は雌型または雄型だけの一方でよく、製作は簡単であるが、空気が漏れないようにするため、シート材と型の間を締め付ける必要がある。また、雌型成形をストレートフォーミング、雄型成形をドレープフォーミングとも呼ぶ。熱成形法ではもっとも一般的な方法で、自動車用としては、インスツルメントパネルパッド、ドアトリム、フェンダーシールドなどの部品加工に使用される。インジェクションなどに比べると形状の安定性、賦化性(精度)に劣る。
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