saveMLAK
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 13:31 UTC 版)
saveMLAKは、東北地方太平洋沖地震で被災した博物館・図書館・文書館・公民館 (Museum, Library, Archives, Kominkan) の被災状況の共有と救援調整を、ウィキを利用して行うプロジェクトである[1]。宮城県図書館とのコラボレーション事業は、被災地の図書館への支援例の一つであるとされる[2]。2011年12月時点で、300人の編集者による10万1200回の編集によって、19,500施設、24,300ページを擁すに至る[2]。元々は「saveLibrary」という名で図書館を対象としたウェブサイトであったが、震災から1ヶ月間に寄せられた情報を元に、博物館や公民館、文書館など他の社会教育施設を統合して、本形態をとった[3]。
- ^ a b 高久雅生、2012、「優秀機関賞を受賞して(「第37回情報科学技術協会賞」を受賞して)」『情報の科学と技術』62巻9号400~401頁、2012年9月1日、情報科学技術協会、NAID 110009496239。
- ^ a b 岡本 2012。英文は https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2012JIPM...54..808O/abstract で閲覧可能(2013年8月7日取得)。
- ^ 神奈川新聞社、2012、「saveMLAKプロジェクトリーダー/岡本真さん 知の力結集で活路」『カナロコ』2012年3月3日、(2013年8月9日取得、http://news.kanaloco.jp/serial/article/1202250001/ )。
- ^ “SaveMLAK - semantic-mediawiki”. 2013年8月9日閲覧。
- ^ “Linked Open Data チャレンジ Japan 2011 結果発表”. 2013年8月9日閲覧。
- ^ “Wikimania 2013 Schedule”. 2013年8月9日閲覧。
- ^ saveMLAK COVID-19libdataチーム (2020年7月30日). “E2283 - 現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査”. カレントアウェアネス・ポータル. 国立国会図書館. 2020年11月9日閲覧。
- ^ 森いづみ, 子安伸枝「saveMLAKとCOVID-19:しなやかに動きつづけるプロジェクト」『専門図書館』301/302合併号、専門図書館協議会、2020年10月、92-95頁。
- ^ “LoY2020授賞理由”. IRI 知的資源イニシアティブ (2020年10月2日). 2020年11月9日閲覧。
- 1 saveMLAKとは
- 2 saveMLAKの概要
- saveMLAKのページへのリンク