ナカムラルビイ
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ナカムラルビイ(Ruby Nakamura、1996年1月10日 - )は、日本のミュージシャン、俳優、タトゥーアーティスト[1]。愛知県名古屋市出身[2]。本名は中村瑠美衣[3]。父はBLANKEY JET CITYのドラマー・中村達也[1]。
音楽活動ではバンド「酢酸カーミン」を主宰し、平沢進プロデュースによるソロ作品をリリースしている[4]。俳優としては井口昇監督作品をはじめ複数の映画に出演している[3]。また、仲村類の名で演劇活動も行っている[5]。
来歴
愛知県名古屋市に生まれる[2]。中学3年でバンド「酢酸カーミン」を結成[6]。テナーサックス奏者・ボーカリストとして音楽活動を開始し、酢酸カーミンの主宰を務める[2]。高校時代には地下アイドルユニット「地下女子企画。」を結成し、DJ活動も開始した[6]。
2014年、初の個展を開催[6]。2015年、田中要次監督の映画『ドラムマンz バチがもたらす予期せぬ出来事』に出演し、俳優活動を開始した[6]。
2016年、講談社主催のオーディション「ミスiD 2017」でファイナリストに選出された[7]。
2018年、井口昇監督の映画『ゴースト・スクワッド』に出演[8]。
2019年、映画『温泉しかばね芸者』(鳴瀬聖人監督)が劇場公開された[9]。同作はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で審査員特別賞を受賞している[9]。同年、太陽肛門スパパーンのメンバーとしてFUJI ROCK FESTIVAL 2019に出演した[10]。
2020年、頭脳警察のライブにDJとして出演[11]。同年、ドラマーのユージ・レルレ・カワグチ(#STDRUMS)と即興セッションデュオ「レトルノセ」を結成した[12]。BARKS誌のインタビューによると、二人は平沢進のサポートで名古屋を訪れた際に偶然再会し意気投合、完全即興のセッション活動を開始したという[12]。
2022年、平沢進のライブイベント「ZCON」にサックス奏者として出演[13]。使用楽器はYANAGISAWA T-WO2(テナーサックス)であると同レポートで紹介されている[13]。
2023年5月、平沢進のプロデュースにより1st EP『サナトリウムハウスで』をリリースした[4]。同年、映画『NEW RELIGION』(Keishi Kondo監督)が大阪アジアン映画祭2023インディ・フォーラム部門で上映され、舞台挨拶にも登壇した[14]。
2024年9月、朗読と即興音楽を融合させたイベント「Q音戯曲」を発足した[6]。同年11月、ソロシングル「聖マヌカン」をリリースした[15]。
2025年2月、父・中村達也との親子共演が西日本新聞系列の西スポWEB OTTO!で報道された[1]。同記事では「サックス奏者で女優」と紹介されている[1]。
音楽活動
酢酸カーミン
中学3年で結成した自身が主宰するバンド「酢酸カーミン」で活動している[2]。メンバーはその時々の気分で召集され、ハードコアノイズセッションを展開する[16]。
ソロ活動
平沢進のプロデュースにより、2023年に1st EP『サナトリウムハウスで』をリリース[4]。2024年にはソロシングル「聖マヌカン」を発表した[15]。
レトルノセ
2020年、ドラマーの#STDRUMS(ユージ・レルレ・カワグチ)と完全即興のセッションデュオ「レトルノセ」を結成[12]。indiegrabによると、有料ライブ配信なども行っている[17]。
ゲスト参加
AUTO-MODのアルバム『祈り』にゲスト参加している[18]。また、頭脳警察のライブにDJとして出演した[11]。太陽肛門スパパーンのメンバーとしてFUJI ROCK FESTIVAL 2019に出演している[10]。
俳優活動
映画
映画.comによると、本名の中村瑠美衣名義で複数の映画に出演している[3]。2015年に田中要次監督『ドラムマンz バチがもたらす予期せぬ出来事』で映画デビュー[6]。
井口昇監督作品への出演が複数あり、『ゴースト・スクワッド』(2018年)[8]、『ゲスに至る病』にも出演した[19]。
そのほか、『温泉しかばね芸者』(2019年、鳴瀬聖人監督)は映画ナタリーでも報道された[9]。『mama』(2020年、はるな愛監督)[20]、『恋の墓』(2021年、鳴瀬聖人監督)[21]などに出演している。
映画『NEW RELIGION』(Keishi Kondo監督)では内海役を演じ[22]、同作は大阪アジアン映画祭2023で上映された[14]。
舞台
月蝕歌劇団の公演『不思議の國のアリス』にキャストとして出演した[23]。
仲村類が主宰する演劇機関ブランコクラブにおいて、ナカムラルビイは音楽を担当している[5]。同劇団の旗揚げ公演はステージナタリーでも報道された[24]。
ミスiD
2016年、講談社が主催するオーディション「ミスiD 2017」にエントリーし、ファイナリストに選出された[7]。
ディスコグラフィー
ソロ作品
参加作品
- AUTO-MOD『祈り』(ゲスト参加)[18]
フィルモグラフィー
| 公開年 | タイトル | 監督 | 役名 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 2015年 | ドラムマンz バチがもたらす予期せぬ出来事 | 田中要次 | [6] | |
| 2018年 | ゴースト・スクワッド | 井口昇 | [8] | |
| 2019年 | 温泉しかばね芸者 | 鳴瀬聖人 | [9] | |
| 2020年 | mama | はるな愛 | [20] | |
| 2021年 | 恋の墓 | 鳴瀬聖人 | [21] | |
| 2022年 | NEW RELIGION | Keishi Kondo | 内海 | [22] |
| ゲスに至る病 | 井口昇 | [19] |
脚注
- ^ a b c d “父は〝伝説のドラマー〟娘は〝サックス奏者で女優〟、親子共演「2ショットチェキ」が話題!”. 西スポWEB OTTO!(西日本新聞系列) (2025年2月). 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b c d “ナカムラルビイ インタビュー”. indiegrab. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b c “ナカムラルビイ”. 映画.com. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b c d “ナカムラルビイ「サナトリウムハウスで」”. indiegrab (2023年6月3日). 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b “演劇機関ブランコクラブ旗揚げ公演”. indiegrab. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g “ナカムラルビイ”. りん豊橋. 2026年4月5日閲覧。
- ^ a b “ミスiD 2017 ファイナリスト”. ミスiD. 2026年4月5日閲覧。
- ^ a b c “ゴースト・スクワッド”. 映画.com. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b c d “鳴瀬聖人のゆうばり受賞作「温泉しかばね芸者」公開”. 映画ナタリー (2018年12月26日). 2026年4月5日閲覧。
- ^ a b “太陽肛門スパパーン”. FUJI ROCK FESTIVAL '19. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b “頭脳警察ライブ”. 音楽ナタリー. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b c “平沢進+会人ツアーにも参加する謎のドラマー"#STDRUMS"、とはいったい何者なのか?”. BARKS (2020年9月3日). 2026年4月5日閲覧。
- ^ a b “平沢進 ZCON ライブレポート”. イケベ楽器. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b “NEW RELIGION”. 大阪アジアン映画祭2023. 2026年4月5日閲覧。
- ^ a b c “聖マヌカン”. Bandcamp. 2026年4月4日閲覧。
- ^ “ナカムラルビイ”. CLUB METRO (2022年10月15日). 2026年4月5日閲覧。
- ^ “ナカムラルビイ + ユージ・レルレ・カワグチによるユニット レトルノセ 有料ライブ配信を開催”. indiegrab (2020年5月12日). 2026年4月5日閲覧。
- ^ a b “AUTO-MOD『祈り』”. Tower Records. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b “ゲスに至る病”. 映画.com. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b “mama”. 映画.com. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b “恋の墓”. 映画.com. 2026年4月4日閲覧。
- ^ a b “NEW RELIGION”. Filmarks. 2026年4月5日閲覧。
- ^ “月蝕歌劇団「不思議の國のアリス」”. ステージナタリー. 2026年4月4日閲覧。
- ^ “演劇機関ブランコクラブ旗揚げ公演”. ステージナタリー(Yahoo!ニュース転載). 2026年4月4日閲覧。
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