preforkとは? わかりやすく解説

prefork

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:16 UTC 版)

Apache HTTP Server」の記事における「prefork」の解説

preforkは「スレッド使わず先行して fork行なうウェブサーバ」である。Apache伝統的に親プロセス1つ持ちクライアントからリクエストが来ると自分自身コピーして子プロセス起動する(これをforkという)。実際通信子プロセスが受け持つ。そのため、通信している数だけ子プロセス起動することになる。この時、クライアントからリクエスト受けたあとでforkするとfork完了までに待ち時間出来て通信パフォーマンス遅くなる。そのため、あらかじめいくつかの子プロセスforkしておき、fork待ち時間をなくす方式とっている。この方式が「prefork」である。すなわち“pre(=前もって先行して)”forkしておく、という意味である。

※この「prefork」の解説は、「Apache HTTP Server」の解説の一部です。
「prefork」を含む「Apache HTTP Server」の記事については、「Apache HTTP Server」の概要を参照ください。

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