エル‐ディー‐ピー‐イー【LDPE】
低密度ポリエチレン
(low‐density polyethylene から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 02:20 UTC 版)
低密度ポリエチレン(ていみつどポリエチレン、Low Density Polyethylene、LDPEまたはPE-LD)は、繰り返し単位のエチレンがランダムに分岐を持って結合した、結晶性の熱可塑性樹脂に属する合成樹脂。他のポリエチレンと比較し軟らかい性質から軟質ポリエチレン、製法から高圧法ポリエチレンとも呼ばれる。旧JIS K6748:1995において低密度ポリエチレンとは密度0.910以上~0.930 未満のポリエチレンと定義されている。その分岐構造から結晶化があまり進まず、融点が低く柔らかい性質を持つ。樹脂識別コードは4。
- ^ 文献によって条件が異なるため、最小値と最大値をそれぞれ選択している。
- ^ “ポリエチレン樹脂”. 椙山女学園大学生活科学科栄養管理学科. 2008年1月12日閲覧。
- ^ “低密度ポリエチレン(LDPE)とは?”. 包装技術ねっと. 2008年1月12日閲覧。
- ^ “ご存知?ポリ袋”. ビーエス・アクア株式会社. 2008年1月12日閲覧。
- ^ “やさしいプラスチックの話【第8話】”. 岡康生、テクノブレインズ. 2008年1月12日閲覧。
- ^ “フォーム製品”. 旭化成ケミカルズ株式会社. 2008年1月12日閲覧。
- ^ “【技術分類】1-3-2有機高分子多孔質体製造法/発泡体/物理的発泡法”. 特許庁. 2008年1月12日閲覧。
- 1 低密度ポリエチレンとは
- 2 低密度ポリエチレンの概要
- 3 出典
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