飢饉
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飢饉(ききん、英: famine)とは、何らかの要因によりその集落に住む住人が飢餓状態に陥ることを指す。狭義においては、一地域における死亡率を急激に上げるような極端な食料不足の事態を指すことが多い。「饑饉」と書くこともあり「饑」は穀物が稔らないこと、「饉」は蔬菜(野菜)が熟さないことを指す[1]。
- ^ 大阪市立衛生試験所家事衛生研究部「救荒植物」『家事と衛生』第16巻第3号、大阪生活衛生協会、1940年、57-64頁、doi:10.11468/seikatsueisei1925.16.3_57。
- ^ 二木敏篤, 井手口敬、「飢饉の歴史地理学的研究 : インドを中心として[3] 『九州産業大学国際文化学部紀要』 7, 49-60, 1996-11, hdl:11178/2998, NAID 110000979581
- ^ 田内堯、「アフリカに対する技術協力」『農業土木学会誌』 1986年 54巻 1号 p.47-54,a1, doi:10.11408/jjsidre1965.54.47
- ^ 高橋正樹「超巨大噴火と「火山の冬」」『エアロゾル研究』第27巻第3号、日本エアロゾル学会、2012年、278-283頁、doi:10.11203/jar.27.278。
- ^ FAO How the world is fed
- ^ a b 『続日本紀』
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- ^ 峰岸純夫『中世 災害・戦乱の社会史』pp.76 - 77
- ^ 鈴木棠三 広田栄太郎 編 『故事ことわざ辞典』 東京堂出版 1968年 p.62
- ^ 岩手の欠食児、年末には5万人を越すか『東京朝日新聞』昭和9年10月12日、木の実、草の根も食べ尽くして『東京朝日新聞』昭和9年10月14日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p461-462 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 『春秋戦国』, p. 55.
- ^ 貝塚茂樹 『中国の歴史 中』 p.13
- ^ a b 貝塚茂樹 『中国の歴史 中』p.13
- ^ 『越境の古代史』, p. 147.
- ^ 『三国史記』
- ^ 『越境の古代史』, p. 146.
- ^ 『日本古代史「争乱」の最前線』, p. 313-318.
- ^ a b 『日本古代史「争乱」の最前線』, p. 313.
- ^ 『三国史記』889年条
- ^ 『日本古代史「争乱」の最前線』, p. 318.
- ^ 古田元夫「ベトナムの1村落における1945年飢饉の実態:タイビン省ティエンハイ県タイルオン村ルオンフー部落に関する日越合同調査報告」『歴史学研究報告』第22号、東京大学教養学部歴史学研究室、1994年3月、125-160頁、CRID 1520853833914454528、doi:10.11501/2298744、ISSN 0493430X。
岡田建志「《書評》ヴァン・タオ古田元夫著『ベトナムにおけす1945年飢饉-歴史の証拠』」『東南アジア -歴史と文化-』第1996巻第25号、1996年、137-140頁、doi:10.5512/sea.1996.137。 - ^ a b c ベトナム戦争 : サイゴン・ソウル・東京, p. 193
- ^ ベトナム戦争 : サイゴン・ソウル・東京, p. 192-193.
- ^ Glantz, David (2001), The Siege of Leningrad 1941–44: 900 Days of Terror, Zenith Press, Osceola, WI, ISBN 0-7603-0941-8
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