ウルヴァ島
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/02/08 14:34 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| ウルヴァ島 | |
|---|---|
 ウルヴァ島 | |
| 所在地 |  イギリス |
| 所在海域 | 大西洋 |
| 座標 | 北緯56度28.5分 西経6度12分 / 北緯56.4750度 西経6.200度 |
| 面積 | 19.90 km² |
| 最高標高 | 313 m |
 プロジェクト 地形 | |
ウルヴァ島 （Ulva、スコットランド・ゲール語:Ulbha、古ノルド語:Ulv-oy/Ulfrsey、オオカミ）は、スコットランド、インナー・ヘブリディーズ諸島の小島。マル島の西岸に近接する。人口は21人（2001年）。美しい自然が残る。現在の島の所有者は北イングランド貴族のハワード家から島を購入した5人の島民である[1]。
6億年前の火山活動でできた島で、内陸部分はムアである。
かつてはダルリアダ王国の辺境地帯で、ピクト人も暮らしていた。キリスト教化以後、アーガイル司教の管轄下となり、聖コルンバも島を訪れている。中世に氏族（クラン）のマッカーリー家所有となった。ジャコバイト反乱時代には、マッカーリー家はチャールズ・エドワード・ステュアート側について戦っている。
『オーストラリアの父』と讃えられるラックラン・マッコーリーはウルヴァ島の出身である。
1837年には16の村があったというウルヴァ島は、新たに島を購入したフランシス・クラークにより人口の2/3を追放されるという暴挙に見舞われた。クラークは、時には警告なしに家を焼き払うことまでした。クラークは周辺の小島ゴメトラと小コロンゼーも購入し、同じように島民を追放した。
1945年、イディス・コングルトンが島を購入。以後、彼女の子孫であるハワード家が所有していた。
2018年6月21日、島民5人が約450万ポンドを調達し、島を所有するハワード家から島を購入した。[1][2]
脚注
- ^ a b 「スコットランドのウルバ島、住民5人が島購入」『』。2018年6月22日閲覧。
- ^ 「動画：スコットランドのウルバ島、住民5人が6億5600万円で島購入」『』。2018年6月22日閲覧。
外部リンク
- The Isle of Ulva "A world apart"
- Now who be ye, would cross Loch Gyle? (Ulva) John Hannavy visits Ulva, a tiny island off the west coast of Mull Published in Scotland Magazine Issue 31 on 16/02/2007
- Mullmagic.com Isle of Ulva
- Where the wild things are By Hamish Haswell-Smith
- Images of archaeological sites in Mull and Ulva, Clive Ruggles, University of Leicester.
- Ulvaのページへのリンク
