UMAとDisplay Cache
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/17 14:49 UTC 版)
「Intel 810」の記事における「UMAとDisplay Cache」の解説
Intel 810ではフレームバッファとして専用のビデオメモリをサポートせず、メインメモリと共有するUMA (Unified Memory Architecture) を採用している。これにより低価格化・省スペース化は可能になったが、メモリ帯域に余裕の無いIntel 810ではパフォーマンスの低下は必至であった。 この問題の解決策としてIntel 810はオプションとしてDisplay Cacheをサポートしている。これはZバッファ専用のメモリであり、メモリ負荷の高いZバッファを専用メモリに格納することでメインメモリの負荷軽減を図ったものであり、後のIntel 815でも同様の技術が採用された。Display Cacheを付加した製品の型番には、Display Cacheを示すDCが付与されている。
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