TR-580
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/26 01:46 UTC 版)
| TR-580 | |
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| 種類 | 主力戦車 |
| 原開発国 | |
| 諸元 | |
| 重量 | 38.2 t[1] |
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| 主兵装 | 100mmライフル砲[1] |
| 副兵装 | 12.7mm重機関銃、7.62mm機関銃[1] |
| エンジン | ディーゼルエンジン[2] |
TR-580は、1970年代にルーマニア社会主義共和国で開発された主力戦車[1][3]。ソ連製のT-55主力戦車をベースにした改良型で、ルーマニア軍で運用されたほか、輸出も行われた[1][3]。
名称のTRは「Tank Romanesc」の略で、580はエンジン出力を示している[2]。TR-77-580との別称もある[2]。
設計
TR-580のベースになったのはソ連製のT-55主力戦車で、元々ルーマニアではTR-77の名称でコピー生産が行われていた[1]。TR-580はT-55(TR-77)にルーマニア独自の改良を施したモデルであり、武装や砲塔をはじめ基本的な設計はほぼ同型である[1][3]。
最も大きな変更箇所は足回りで、T-55が支持輪のない片側5個の転輪を持っていたのに対し、TR-580では上部に支持輪が追加され、転輪はやや小型の片側6個という、西側諸国の戦車に近いスタイルとなった[1][3]。また、履帯側面には大型のゴム製サイドスカートが追加されている[1][3]。さらに、車体前面には箱型の増加装甲が装着されているほか、フェンダー前面がより直線的な形状になっているなど、いくつかの相違点がある[1]。
製造
製造時期や製造数は資料により異なり、1979年から1985年にかけて405両が製造されたとする資料[2]や、1977年から1986年にかけて1,000両以上が製造されたとする資料[5]などがある。年間500両という生産目標がたてられていたが、結局達成されることはなかった[2]。
運用
運用国や運用数は資料により異なる。
脚注
出典
参考文献
- The International Institute for Strategic Studies (IISS) (1992) (英語). The Military Balance 1992-1993. Brassey's. ISBN 978-1857530278
- 一戸崇雄ほか『グランドパワー5月号別冊 世界の戦闘車輛 2006〜2007』ガリレオ出版、2006年5月1日。
- 鈴木浩志「現用のT-54/55戦車近代化型」『月刊PANZER』、アルゴノート社、26-47頁、2003年7月。
- 毒島刀也『世界の傑作戦車50 戦場を駆け抜けた名タンクの実力に迫る』SBクリエイティブ、2011年3月25日。 ISBN 978-4-7973-5995-4。
関連項目
- TR-580のページへのリンク