T-Kernel 2.0
別名:T-カーネル2.0
T-Kernel 2.0とは、T-Engineフォーラムが開発しているリアルタイムOS「T-Kernel」のバージョンアップ版である。
T-Kernelは2010年12月に公開された。従来のT-Kernel(T-Kernel 1.0)が公開された2002年から、8年ぶりのバージョンアップとなる。
T-Kernel 2.0では、システムコールや入出力操作用APIが新たに64ビットに対応している。システムコールは1マイクロ秒から最長58万年まで扱うことが可能となり、最大8E(エクサ)バイトのストレージに対して読み込み・書き込みを行うことができる。強化された省電力機能、ネットワーク機能の標準装備なども追加されている。
なお、T-Kernel 2.0では従来のT-Kernelとの上位互換性が保たれているため、在来のミドルウェアやアプリケーションはそのまま利用可能となっている。
参照リンク
TRON・T-Kernelショーケース - (TRONSHOW)
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