Stand-alone shell
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/04 01:57 UTC 版)
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| 最新版 | v3.8 |
|---|---|
| 対応OS | UNIX系 |
| 種別 | Unixシェル |
| 公式サイト | members |
Stand-alone shell(sash)は、UNIXのシェルで、システムの復旧に用いられることを考えて設計されている。
sashのビルトインコマンドは、全てのライブラリが静的リンクされており、他の多くのLinuxにおけるシェルとは違って、外部ライブラリへの依存なしに基本的なUNIXコマンドを実行することができる。例としては、cpは、libc.soやld-linuxを必要とする(GNU Core UtilitiesをLinuxでビルドした場合)が、これはCore Utilitiesのcpは、これらのライブラリに問題があると動作しない。しかしながら、sashにおいては、ビルトインコマンドであるcpは影響を受けない。
Sashにおいて利用できるビルトインのUNIXコマンドには次のようなものがある[1]。
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ar,chattr,chgrp,chmod,chown,cmp,cp,dd,echo,ed,exec,grep,file,find,gunzip,gzip,kill,losetup,ln,ls,lsattr,mkdir,mknod,rmdir,sum,sync,tar,touch,umount,where
また、Sashは、Androidにおいて動作するターミナルインターフェースとしてポートされている[2]。
sash-plus-patches
sash-plus-pathesは、sashで用いることのできるパッチの集合体である[3]。これは、sashでchroot, pivot root, losetupなどのコマンドを利用可能にしている。しかしながら、これらの機能はより新しいバージョンのsashで利用することができる。これらのコマンドは、initrd環境でsashを利用する際に特に便利である。
関連項目
脚注
外部リンク
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