海老責
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 07:06 UTC 版)
海老責め(えびせめ)は、江戸時代に行われた拷問である。江戸幕府の『御定書百箇条』に定められた拷問で、笞打(むちうち)、石抱きという牢問(ろうどい、正規拷問の前段階の予備拷問)に屈せず罪状を認めない未決囚に施された。海老責めを行っても自白しない場合に「釣責(つるしぜめ)」が実施される[1]。なお、笞打と石抱きは牢屋敷の穿鑿所で、海老責めと釣責は拷問蔵で行われる。
- ^ 笞打、石抱き、海老責めの3つは正確には牢問、もしくは責問(せめどい)と呼ばれ、拷問は釣責のみである。
- ^ 佐久間長敬著『拷問実記』、釣洋一著『江戸刑事人名事典 火附盗賊改』112頁、丹野顯著『江戸の名奉行』59頁、他。
- ^ 南町奉行所の吟味方与力を勤めた佐久間長敬(さくまおさひろ)が記した『拷問実記』には、「拷問は、死罪以上の証跡すでに分明なるも、本人の白状せぬ時にするのであるから、最初よりもしあやまって死んでもと覚悟して掛るので、証拠も挙がらず曖昧の囚人に拷問を猥りにする事はない。」「されば万一、拷問に依って即死するも、立会の役々の過失又は、故意の仕方などでない場は責任はない。」とある(横倉辰次著『江戸牢獄・拷問実記』95頁)。
- ^ 横倉辰次著『江戸牢獄・拷問実記』96頁、丹野顯著『江戸の名奉行』212頁、他。
- 1 海老責とは
- 2 海老責の概要
「Shrimp tie」の例文・使い方・用例・文例
- 愛称, 親愛語 《darling, dear, sweetie, honey などの呼び掛けの類》.
- 新大学, 1960 年以降に創設された大学, 板ガラス大学 《Oxford, Cambridge のような石造りの ancient universities, 19 世紀に創設された London 大学のような赤れんが造りの redbrick universities に対して言う; 建築様式がふんだんに plate glass を使ってモダンなことから》.
- 結ぶ → untie ほどく.
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