SNTダイナミクス EST15Kとは? わかりやすく解説

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SNTダイナミクス EST15K

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/28 09:28 UTC 版)

EST15K[1][2]
生産拠点 SNT Dynamics
製造期間 2023~
タイプ トランスミッション
最高出力 グロス軸出力1500~1650hp
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SNTダイナミクス EST15Kは、韓国SNTダイナミクス社が開発・製造する重車両用オートマチックトランスミッション(前進6段、後進3段)である[1][2]

概 要

K2戦車パワーパックの一部として開発された重車両用トランスミッションであり、2023年2月末現在、K2戦車第3次量産車までには採用されていないものの、トルコアルタイ戦車の初期ロット用T1用パワーパックとして採用されている [3][4]

後述の通り、開発過程において様々な欠陥・不具合や採用過程における試験基準に悩まされ実用化が難航した上、開発当初は本トランスミッションのコンポーネントの多くをドイツからの輸入に頼っていたものの、ドイツからのパワーパック禁輸措置を受けるトルコへの輸出にあたって、輸出規制対象であったドイツ製部品である変速制御装置(TCU)、変速装置(Range Pack)、静油圧ステアリング装置(HSU)、流体減速機、制動装置など、海外輸入に依存した部品を100%完全国産化し[5]、トルコ陸軍が実施するフィールドテストをパスする水準のトランスミッションとなっている[6]

技術的特徴

代替対象であるRENK製HSWL 295TM オートマチックトランスミッションが「前進5段、後進5段」と比し、前進が1段増加している。

性能面については、K2戦車(55トン)に搭載した場合、アイドリングスタートの場合では[7]ユーロパワーパック又は混合パワーパック装備は停止状態から時速32㎞までの加速時間は7.47秒[8]、DV27Kディーゼルエンジン及びEST15Kトランスミッションの国産パワーパックを装備した場合の加速時間は約8.77秒[9][10]となる。ストールスタートの場合は、前者で5.3秒、後者6.18秒となる[7]

基本仕様[2]

  • 対応エンジン総出力(グロス軸出力) 1,500hp~1,650hp
  • 最大回転数 1,800~3,200rpm
  • 対応車両重量 ~65トン
  • トルクコンバーター…Single Stage, 3-Element, Multiphase、ストールトルク比 2.3 : 1
  • 前進6速、後退3速
  • ステアリング…無段階
  • ブレーキ…リターダ及び乾式ディスクブレーキ
  • 乾燥重量2,500kg
  • 対応エンジン DV27K / MT883 Ka-501

開発史

1995年、韓国国防科学研究所(ADD)は、次期戦車開発事業である「XK2」事業開始を発表、当初韓国は1500馬力級のドイツ製ユーロパワーパックを搭載し、自動装填装置付120mm砲を搭載、複合装甲装備で先進センサー群を装備した第3.5世代戦車として開発、2011年に実戦配備し680両を生産する予定で計画を開始した[8]
2005年、K2の開発に当たって韓国国防部は、海外企業のパワーパックを装着する場合、輸出時に輸出承認(E/L)を別途取得する必要があり、またライセンス料を支払わなければならない事から、K2戦車のパワーパックを国産化する事を決定、これについて防衛事業庁は国内多数のメーカーから海外からの技術協力を得てパワーパックを開発する提案書を取得したが、最終的にエンジン開発業者に斗山インフラコア、トランスミッション開発業者にSNTダイナミクスを選定した。開発期間は5年であり、2010年までに完成品を納品する計画とした[8]
2007年7月24日、ADDは斗山インフラコアと共同開発した次期戦車用DV27Kエンジンを公開、デモンストレーションを実施し、エンジン回転数2700rpm、エンジン最大出力1500馬力を立証した。2010年からの車両搭載を目指すと発表[11]
2011年3月22日、当初2011年末に戦力化予定だったK2戦車のパワーパック開発が遅れているため、2012年末、K2戦力化にあたって第1次量産車100両に対して輸入パワーパックを搭載する方向を検討し、総導入数についても当初600両超だったものを約200両程度に修正した[12]。これにより、パワーパックの完成予定時期については当初の2011年時点から2013年6月に延期した[13]
2012年3月30日、1280億ウォンを投資した国産パワーパック[注 1]が試験評価において問題が発生、冷却ファン速度制御、低温時最大出力、加速性能など3項目で軍の要求性能を満たさない事が明らかとなり[15][注 2]、同年4月2日に第56回防衛事業推進委員会において第1次量産100両についてドイツ製パワーパック(MTU製エンジン+RENK製トランスミッションのユーロパワーパック)の搭載を決定した。ドイツ製パワーパックの試験評価期間を考慮し、K2戦車の戦力化は2014年に延期となる。ただし、K2戦車第2次量産分から国産パワーパックを搭載できるよう、現在進行中の運用試験と耐久度試験は継続する事もあわせて決定された[16][17][18][8][注 3]
2013年6月18日、韓国防衛事業庁は国防委員会の業務報告において、国産パワーパックの問題で中断されているK2戦車について、同年11月から翌年2月までにK2初期量産ロット13両の性能試験を行い、結果を2014年9月の国会に報告して戦力化するかどうかを決定すると発表した[19]
2014年9月4日、3回の開発期間延長を経て国産パワーパックが完成したと報道され[20][21]、同年12月、第2次量産契約を締結、2017年までに納品完了するとされた[22][20][注 4]
しかしながら、2016年、国産パワーパックのエンジン部について3月から6月の間実施された400時間のエンジン耐久試験は問題なく完了したものの、トランスミッション部の耐久試験において各種の不具合が発生[23][24][注 5]、不具合解消が難航し計画が大きく遅延した[注 6]
また、変速装置(Range Pack)のC1クラッチ圧力低下不具合の際、通常は不具合の原因究明のためドイツ製各コンポーネントを封印しドイツに返送、ドイツのメーカーにて封印を解除して原因究明をするところ、S&T社はK2第2次量産車戦力化の期限が迫る事から無断で封印を解いて整備を実施した。これによりC1クラッチ固定用ボルトヘッド部位が損傷した事実を確認し、それを固定した後テストしたところ正常に作動する事を確認した。2017年4月、欠陥を調査する過程で、欠陥の原因がドイツZF社の部品にあるとして、ドイツに部品を送り返さずに無断で封印を破って調査していたことが判明し、無断整備が問題視された[23]
2017年、国産パワーパックの耐久試験において9600km無整備走行試験を実施したが、7359km時点で本トランスミッションで使用されているドイツ製ボルトが破断、試験に失敗した[25][26][注 7]
2018年2月、防衛事業推進委員会は第2次量産車に対し、韓国国産エンジンである斗山インフラコア製DV27KエンジンとドイツRENK製HSWL 295TMトランスミッションの混合パワーパックを適用する事を決定した。2014に量産契約を締結し2017年納品完了する計画だったものの、本トランスミッションが耐久試験を突破せず、2年以上量産が停止している事を受けての措置[22][8]
2020年2月12日、SNT労組より、パワーパックの要求仕様について、「9600km無整備走行」は妥当性が無く不合理であるとして要求を緩和するよう要求[27][注 8]
2020年12月22日、K2戦車第3次量産契約を締結[28][29]。K2第3次量産車についても韓国斗山インフラコア製エンジンとドイツRENK製トランスミッションの混合パワーパックとなる[8]。これは3次量産のための変速機耐久試験において、基準緩和がなされない事に懸念を示して不参加であったこと[30]に加え、これについて軍とSNTダイナミクス社が協議しているさ中、ドイツRENK社が「2020年12月末までに契約を締結できない場合、今後のトランスミッション供給が困難となる」と通告したため、国産トランスミッションの追加試験に失敗した時の代替手段が喪われると判断された事が要因である[26]
2021年3月8日、トルコとの間で、アルタイ戦車用に斗山インフラコア製DV27KエンジンとSNTダイナミクス製EST15Kトランスミッションを供給する合意を締結[31]
2021年6月、SNTダイナミクスはトルコへの供給のため、変速制御装置(TCU)、変速装置(Range Pack)、静油圧ステアリング装置(HSU)、流体減速機、制動装置など、これまで一部の海外輸入に依存した部品を100%完全国産化に成功[5]
2021年12月6日、SNT Dynamicsは本トランスミッションの欠陥に関する技術的な問題を解決し、2022年上半期にの国防部の変速機耐久性検査をパスできる見込みであり、K2戦車第4次量産に対応可能としたと発表した[32]
2022年5月13日、本トランスミッションのアルタイ戦車へのインテグレーション試験を開始[33][34]
2022年9月23日、アルタイ戦車に韓国製パワーパックを搭載・統合する為の非常に多くのテストがほぼ完了し、テスト結果をフィードバックした修正を実施し、量産型アルタイ戦車の初期ロットに搭載する契約が締結され次第供給が開始されることが発表された[35][36]
2023年1月9日、トルコのエルドアン大統領はアルタイ戦車用パワーパックに斗山インフラコア製DV27KディーゼルエンジンとSNTダイナミクス EST15Kトランスミッションからなる韓国製パワーパックを選定と発表[37]
2023年1月30日、韓国SNTダイナミクス社と主契約者BMCとの間で、アルタイ戦車用トランスミッションの輸出に関する契約を締結。契約規模は2億ユーロ。契約実施までの間、アルタイ戦車に本トランスミッションを搭載した8カ月のテストを実施し、1日あたり約200kmの不整地走行を実施していた[3]。テストにおいては、前・後進加速性能、最高速度、制動距離、旋回性能、縦・横傾斜地登板試験等の評価試験項目を実施しパスした。また契約には2028~2030年の間に1億3090万ユーロ規模の追加購入のオプション条項が含まれる[6]。フィールドテストは2025年まで継続される予定[4]
なお、当該契約にて供給されるEST15Kトランスミッションは90基であり、150基追加調達のオプション条項を含む[38]
2023年5月25日、韓国防衛事業庁は第154回防衛事業推進委員会において、K2戦車4次量産計画案を承認、2024年から2028年まで1兆9千400億ウォンをかけ、K2戦車150両を調達する事を決定した。この中で、K2戦車のパワーパックを完全に国産化し、EST15Kトランスミッションを採用を検討しており、同トランスミッションが政府主導の公式試験評価で合格すれば採用となる[39][40][41][42][43]。検査には3200キロ走行試験、320時間耐久検査を含め3~4カ月必要となる[44][45]
同6月1日、防衛事業庁はトランスミッションの公式試験評価について、アルタイ戦車量産型用として製造された輸出用パワーパックに対して試験を実施し、2024年10月までに第4次量産車への国産トランスミッション搭載の可否を決定すると発表した[46][47]
この際、韓国国会の国防委員会において政府当局は「過去の試験における既存トランスミッションに問題があり試験評価を通過できなかったため、部品一つ一つまで新たに新造したトランスミッションで試験評価を行う」「トランスミッション用ボルト・ナット等の部品は一般的な製品とは異なる品質を要求され、本試験においては必ずしも新造品で試験評価をしなければならないという規定はないが、K2戦車第2次量産事業時にトランスミッションに問題があったため、新造部品・装置でテストを行いたい」方針を通知した。これに対して製造業者であるSNTダイナミクスは「過去のトランスミッションと今回の試験用の新型トランスミッションにおいて、同一設計かつ同一部品の部分まで一つ一つこれから新造して準備するのは不合理であり、必要とする製造時間と費用が過大になる。この要求では、試験用トランスミッションの製造には1年以上かかってしまう」旨の抗議が行われた[48]
2023年10月17日からのADEX 2023において、SNTダイナミクス社は詳細仕様策定中のポーランド軍向けK2PL戦車に、EST15Kトランスミッションを搭載した韓国製パワーパックを提案[49]

搭載車両

トルコ
  • アルタイ(T.1ロット)…90両+(トルコ国産BATUパワーパックの開発状況により変動)[38][3][6][4]

脚注

注釈

  1. ^ 政府投資752億3000万ウォン、企業投資527億6000万ウォン[14]
  2. ^ また、走行テスト中に冷却ファン速度制御装置不良でエンジンが頻繁に以上過熱したり、変速機の電子制御装置であるTCU(Transmission Control Unit)が不良でギア変速ができなかったり、操舵装置不良で方向転換不能に陥ったり、オイルクーラ割れでオイルが漏れが起こったり、エンジンシリンダが割れるなど、2009年2月から2011年10月まで124件の重大欠陥が報告されいていた。このうち2013年までに82件は修正されたが、シリンダー耐久問題やオイル・冷却水漏れ問題などは2014年時点でもまだ満足できるレベルに達していない状態であった[14]
  3. ^ ドイツ製パワーパック導入理由として、「信頼性と耐久性に問題があるため、国産のパワーパックを使用する計画を延期する」こと、「計画された期限に間に合うように不具合を解消することは困難と結論付けた」事を防衛調達計画局(DAPA)のスポークスマンは発表した[18]
  4. ^ この間、0-32km/h加速試験の結果が8.7秒であった[9]ことから、0-32km/h加速8秒以内と言う要求仕様を最終的に9秒以内に緩和する[10][7]要求仕様の一部引き下げが行われた。韓国軍の野戦教範においては、「敵対戦車ミサイル(AT-3サガー)は射程距離3,000mで発射された場合25秒で着弾するため、これを回避するために25秒以内に100mを移動しなければならない[9]」とするが、0-32km/h加速が9ないし10秒であれば25秒に180mを移動でき、ユーロパワーパック搭載車が100m移動したときには国産パワーパック搭載車も97~98m地点まで機動できているので実質的な問題がないとの判断に基づく[10][7]。一方で「教範に示す100m25秒は平均速度性能を求めた数値ではなく瞬間的な加速で被弾位置から離脱するための規定であり、このような解釈は不合理である」、「地上走行試験場で行われたこの記録は、平地で公差重量に近い重量下で行われが、戦時状況となれば戦車の中に40発余りの砲弾と燃料が積載され、完全武装の乗員が搭乗し、また今後アクティブ防護装置を搭載する予定であるため実際の戦闘重量は更に増える上に、戦場が平地である保証は無い」とし、「傾斜のある山岳地帯でより大きい重量で作戦行動をする場合、実際の加速時間はより遅くなり、遅くなるほど対戦車ミサイル被弾の可能性はより高くなる」との批判もなされている[14]
  5. ^ 国産パワーパック変速機耐久度検査過程において変速機の構成品の一つである変速装置(Range Pack)内部でC1クラッチ供給圧力が低下する不具合[23]や、メインポンプ駆動ギアを支持するベアリングが破損したり、メインハウジングにひびが生じ油が流出される等、1月から7月までの5回の試験で4種類の欠陥が発生していた[24]
  6. ^ 2016年11~12月の第6回目の変速機耐久度検査を無事パスしたとしても、エンジンとトランスミッションを同時に装着した状態で3200kmの走行試験をパスする必要があり、第2次量産の第1ロット26両を2016年内にロールアウトする事は厳しい事が国会国防委員会にて提起された[24]
  7. ^ ただし、この試験においては国産パワーパックは途中整備が許されない一方、海外製パワーパックは試験中に整備する事が許可される上に、一部の耐久試験は免除されていたことがのちの2020年に韓国国会の国政監査で明らかになっている[26]
  8. ^ 上記の通り、ドイツ製パワーパックは同試験の試験条件が緩和されており、一部試験については免除されている[26]

出典

  1. ^ a b SNTダイナミクス社データシート(SNT Dynamics社データシート)
  2. ^ a b c Powerpacks & Drive Systems(SNT Dynamics社製品カタログ)
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  4. ^ a b c “ALTAY Tankı’nın şanzımanı için Kore ile sözleşme imzalandı”. SavunmaSanayiST. (2023年1月30日). https://www.savunmasanayist.com/altay-tankinin-sanzimani-icin-kore-ile-sozlesme-imzalandi/ 
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  13. ^ 韓国が戦車国産化で挫折、生産ラインの半数がすでに停止 - ウェイバックマシン(2012年4月3日アーカイブ分)(サーチナ2011年3月8日)
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  20. ^ a b 차기 전차 K2 `파워팩` 첫 국산화 - ウェイバックマシン(2014年9月11日アーカイブ分)(MK뉴스2014年9月5日)
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関連項目

  • K2戦車…EST15Kは当初本戦車用のパワーパックの一部として開発
  • アルタイ戦車…ドイツの対トルコ武器禁輸措置対象となったユーロパワーパックのRENK製トランスミッションの代替として本トランスミッションを選定
  • ユーロパワーパック…EST15Kで代替を図ったRENK製トランスミッションを使用

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