SALとAIRの違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 07:55 UTC 版)
「エコノミー航空郵便」の記事における「SALとAIRの違い」の解説
SALは、平面路(Surface)と航空輸送(Air)の両方を組み合わせて郵便物を輸送する(Lifted)、というのが定義である。 SALは、AIRと同様に、差出国から名宛国へは航空機で航空輸送されるが、AIRよりは輸送便が少ない。例えば、AIRは交換局から外国に毎日発送する国も多いが、SALは交換局から外国への発送は週に1 - 3回の国が殆どである。 名宛国内では平面路も併用される。ここでいう平面路とは、船舶輸送というよりも、主にトラック輸送のことである。すなわち、名宛国内ではトラック輸送と航空輸送を組み合わせるなどして、速さ重視よりも低コスト重視の手段で輸送される。 また、SALは交換局での処理(通関・仕分け・郵袋納入)の優先度がAIRよりも低いため、交換局で何日も滞留することが多い。 以上の理由から、SALはAIRよりも通例、数日は遅くなる。
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