RemoteCall
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/07 05:32 UTC 版)
| 開発元 | RSUPPORT株式会社 |
|---|---|
| 対応OS | Windows, macOS, Linux, iOS, Android |
| 対応言語 | 日本語、英語、韓国語、中国語など |
| 種別 | カスタマーサポート(リモートサポート)ソフトウェア |
| 公式サイト | https://www.remotecall.com/jp/ |
RemoteCall(リモートコール)は, RSUPPORT株式会社(アールサポート)が開発・提供する、リモートサポートソリューションである。
対象のPCやモバイル端末の画面、または端末のカメラ映像をオペレーターとリアルタイムで共有・遠隔操作し、トラブル解決や操作案内を行う。企業のカスタマーサポート(コールセンター)や社内ITヘルプデスクのほか、非対面でのオンラインセールスや遠隔保守など幅広い分野で利用されている。接続方法として、専用アプリケーションのほか、Webブラウザ経由での利用にも対応している。
市場の評価
ミック経済研究所(現 デロイト トーマツ ミック経済研究所)の調査レポートによると、国内のリモート支援ツール市場において、2011年度に売上ベースで66.9%の市場シェアを獲得し、6年連続でシェア第1位となった[1]。また、同社の2003年から2018年にかけての調査においても、日本における遠隔支援市場シェアで15年連続第1位を獲得している[2]。
沿革
- 2002年 - Webブラウザベースの遠隔サポートソリューションとして「RemoteCall」の提供を開始[3]。
- 2003年 - 日本国内における製品の提供および本格的な市場展開を開始[4]。
- 2006年8月 - 日本電気(NEC)の顧客サポートソリューションとして製品が採用される[5]。
- 2012年3月 - NTTドコモがRemoteCallを基盤システムとした「スマートフォンあんしん遠隔サポート」を提供開始[6][7]。
- 2017年1月 - ファーウェイのスマートフォン顧客サポートソリューションとして採用される[8]。
- 2017年3月 - サムスン電子(北米法人)の企業用プリンター向け遠隔サポートソリューションとして採用される[9]。
主な機能
製品は対象となるデバイスやユースケースに応じて、以下の3つのサポート形態で構成される。
PCサポート
オペレーターが顧客のPC画面を共有・遠隔操作し, システムトラブルの解決や操作のサポートをする。
- 画面共有と遠隔操作(マウス・キーボード操作)
- マルチモニター対応
- サポート内容の画面録画機能
- 再起動後の自動再接続機能
- システム情報の確認とプロセス制御
- ドラッグ&ドロップによるファイル転送
- サポート日誌作成
モバイルサポート
モバイル(スマートフォン・タブレット)の画面をリアルタイムで共有し、操作案内や設定のサポートを行う。大手通信キャリアの端末サポート用システム等に広く採用されている。
- Android端末の画面共有と遠隔操作
- iOS端末の画面共有
- テキスト/音声チャット
- ネットワーク(Wi-Fi/LTE)の自動切替
現場サポート
モバイルのカメラ映像を共有し、オペレーターが現場の状況を確認し案内を行う。
- カメラ映像共有
- カメラのズーム、フラッシュ、前後切替
- レーザーポインターと描画
- バーコード・QRコードの読取
導入実績
日本国内においては、NTTドコモが提供する「あんしん遠隔サポート」の基盤ソリューションとして採用されており、2018年には同サービスでの契約数が2,000万件を達成した[10]。
また、開発元である大韓民国においては、KB国民銀行をはじめとする主要な市中銀行、インターネット専門銀行、証券会社などの金融機関に広く導入されている。RSUPPORTの発表によると、現地金融市場における同製品の導入率は約80%に達しているとされる[11]。
その他、国内外の多くの企業や官公庁、金融機関等でヘルプデスク・顧客支援用に広く導入されている[12]。
セキュリティ・品質管理
RemoteCallを提供するRSUPPORTは、情報の機密性と安全性を確保するため、以下の国際規格の認証および国内認証を取得している。
関連項目
脚注
- ↑ “RSUPPORT、リモート支援ツール市場で6年連続シェアNo.1、ミック経済研究所調べ”. 週刊BCN (2012年10月16日). 2026年7月22日閲覧。
- ↑ “RSUPPORTが提供する「RemoteCall」映像サポート、サムスン電子のグローバル顧客サポートサービスに採用”. PR TIMES (2019年8月2日). 2026年7月22日閲覧。
- ↑ “安全性で選ぶならRemoteCall|特別な遠隔サポートツール”. RSUPPORT株式会社. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “会社沿革”. RSUPPORT株式会社. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “알서포트, 日 NEC와 제품 공급·공동판매 계약 체결(RSUPPORT、日本NECと製品供給・共同販売契約を締結)” (朝鮮語). DataNet (2006年8月9日). 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “「スマートフォンあんしん遠隔サポート」を提供開始”. NTTドコモ (2012年1月24日). 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “ドコモ、スマホの使い方を遠隔サポートするサービス”. ケータイ Watch (2012年1月24日). 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “알서포트, 화웨이에 원격지원 솔루션 공급...지속 성장 발판 마련(RSUPPORT、ファーウェイに遠隔サポートソリューションを供給…持続的成長の足がかりを築く)” (朝鮮語). 電子新聞 (韓国の新聞) (2017年1月24日). 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “알서포트 원격지원, 美 삼성이 판 프린터로 들어간다(RSUPPORTの遠隔サポートを米サムスンが採用)” (朝鮮語). 電子新聞 (韓国の新聞) (2017年3月29日). 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “NTTドコモ 導入事例”. RSUPPORT株式会社. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “비대면 영상 인증・상담(非対面映像認証・相談)” (朝鮮語). RSUPPORT株式会社. 2026年7月22日閲覧。
- ↑ “RemoteCall 導入事例”. RSUPPORT株式会社. 2026年7月14日閲覧。
- ↑ “RSUPPORTのグローバルR&Dセンターが情報セキュリティに関する国際規格「ISO/IEC 27001」「ISO/IEC 27017」認証を同時取得”. PR TIMES. PR TIMES (2026年1月19日). 2026年1月30日閲覧。
- ↑ “プライバシーマーク付与事業者検索”. 一般財団法人日本情報経済社会推進協会. 2026年2月6日閲覧。
- ↑ “알서포트 ‘리모트콜’, GS인증 1등급 획득(RSUPPORT『RemoteCall』、GS認証1等級を獲得)” (朝鮮語). Digital Daily (2021年12月14日). 2026年7月22日閲覧。
RemoteCall
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 01:07 UTC 版)
「RSUPPORT」の記事における「RemoteCall」の解説
パソコンや、スマートフォン、タブレットのトラブルを、オペレータによるリモート操作で診断・解決する。スマホのカメラを利用して、現場の状況を把握する現場サポートも利用可能。。
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