羅府テレフォンガイドとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 羅府テレフォンガイドの意味・解説 

羅府テレフォンガイド

(Rafu Telephone Guide から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 05:31 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Rafu Telephone guide
種別 イエローページ
所有者 Japan Publicity, Inc.
発行者 Toshihiko Takabatake
設立 1981 (published in 1982)
言語 日本語 / 英語
本社所在地 385 Van Ness Ave. #110
Torrance, CA 90501
United States
発行数 65,000
ウェブサイト telephoneguide.com

羅府テレフォンガイド(Rafu Telephone Guide)はジャパン・パブリシティー、Japan Publicity, Inc.,[1] によって毎年5月に刊行されるロサンゼルスサンディエゴラスベガス地域においての日本語英語電話帳である。なお、羅府とはロサンゼルスの意味である。(ロサンゼルス#名称を参照。)

1982年に創刊され、カリフォルニア州では初めての非英語表記電話帳となる。

年間発行部数65,000部であり、アメリカ国内では1982年の創刊以来、日系社会でもっとも歴史あるメディアとして幅広く活用されている。羅府テレフォンガイドは18,000件以上ものリスティングが600のカテゴリ別に監修されており、広告主は1,200社以上ともなる。

1982年の創刊から羅府テレフォンガイドは常に変わり続けている。創刊時はロサンゼルス地区の情報のみであったが、後にサンディエゴ地区とラスベガス地区の情報が加わった。過去には日系人の個人電話帳を記載したホワイトページ・セクションが存在したり、インターネット用語や使用法などをまとめたブルーページ・セクションなどが記載されたこともある。

構成はおよそ1,000ページにも及び、巻頭カラー、エリアガイドシリーズ、クーポンなどの特設ページ、ビジネスディレクトリ、レストランメニューなどを含む。国内外、日系マーケット、レストラン、書店、病院、観光局、など約1,200拠点へ無料配布されており、配布地域の内訳はロサンゼルス・サウスベイ・バレーが60%、オレンジカウンティ・サンディエゴが35%、そしてパームスプリングス、ラスベガス、ニューヨーク、他州、日本が5%。

電話帳のみではなく、リトル・トーキョーのエリアマップや、他のアジア系アメリカ人のコミュニティーのマップ、そして巻末にはアメリカ全土の地図、運転免許証問題集、国際電話のかけ方等アメリカ生活に必要な基本情報をわかりやすく紹介したインフォメーション・セクションがある。

受賞歴

2度の世界電話帳コンテストでの受賞。

  • 1994年 – イエローページ・パブリッシャー・アソシエーション(YPPA)世界電話帳コンテスト、マーケティング部門-銀賞
  • 1996年 – イエローページ・パブリッシャー・アソシエーション(YPPA)電話帳コンテスト、印刷物部門-銅賞
  • 2009年 – イエローページ・アソシエーション(YPA)-表紙デザイン賞

脚注

  1. ^ Entrepreneur.com February, 2004

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「羅府テレフォンガイド」の関連用語

羅府テレフォンガイドのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



羅府テレフォンガイドのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの羅府テレフォンガイド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS