Polyptoton
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/29 18:55 UTC 版)
Polyptoton(ギリシャ語:πολύπτωτον)とは、同じ語根から派生した語(たとえば「strong(強い)」と「strength(強さ)」)を繰り返す修辞技法のこと。関連した技法に、同じ語をそれぞれ違う意味で繰り返す同語異義復言法がある。屈折言語においては、polyptotonは同じ語を繰り返すが、現れるたびに異なる格である(例えば、ラテン語のIuppiter(ジュピター)の主格:Iuppiter、属格:Iovis、与格:Iovi、対格:Iovem、奪格:Iove)。
例
- With eager feeding food doth choke the feeder.(しきりに食べさせることで、食べ物は食い手の喉を詰まらせる) - ウィリアム・シェイクスピア『リチャード二世』第2幕第1場37
- Not as a call to battle, though embattled we are.(我々は戦闘隊形を取らせているが、戦えと呼びかけているのではない) - ジョン・F・ケネディ、1961年1月20日の大統領就任演説より
参考文献
- Corbett, Edward P.J. Classical Rhetoric for the Modern Student. Oxford University Press, New York, 1971.
関連項目
Polyptoton
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「反復法 (修辞技法)」の記事における「Polyptoton」の解説
詳細は「Polyptoton」を参照 同じ語根から派生した語を繰り返すこと。
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