PubMed Central (PMC)
PubMed Central (PMC) | |
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タイプ | 論文アーカイブ |
分野 | 生物医学・生命科学 |
使用言語 | 英語 |
項目数 | 1090万 (2025) |
閲覧 | 全論文が無料 |
登録 | 不要 |
著作権 | コピーライト |
運営元 |
アメリカ国立衛生研究所 (NIH) アメリカ国立医学図書館 (NLM) アメリカ国立生物工学情報センター (NCBI) |
営利性 | 非営利 |
設立 | 2000年2月 |
PubMed Central (PMC)は、アメリカ合衆国の国立衛生研究所 (NIH) 内の国立医学図書館 (NLM) の部署である国立生物工学情報センター (NCBI) が運営する、生物医学・生命科学のオンライン論文アーカイブである。
2025年時点で1000万本以上の論文が保存されており、そのすべてをネット上で無料で読むことができる。
PubMedとの混同を避けるため、2012年にPMCに改称するとアナウンスされた[1]が取り消された。同時に、ウェブサイトのインタフェースがNCBI準拠に変更された。
歴史
2000年2月、Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS) 誌と Molecular Biology of the Cell 誌からなるアーカイブとしてスタートした[2]。
2007年6月には収録論文数が100万を越える[3]。
2007年末、ブッシュ政権の時代に、NIHから資金を得てなされた研究の成果は、学術雑誌で発表後一年以内に、論文全文を公衆が無料でアクセスできる状態にしなければならない(つまりPMCに登録してネット上で無料公開しなければならない)、ということが法的に義務化された[4]。
2012年8月3日、名称を PubMed Central から PMC に変更するとアナウンスされた[1]。しかし、2012年8月8日には取り消され[5]、現在は PMC と PubMed Central の両表記が共存している。
脚注
- ^ a b PubMed CentralがPMCに改称 2012年08月07日 - 科学技術振興機構 STI Updates 学術情報流通ニュース
- ^ PMC FAQs: How long has PubMed Central been in existence?
- ^ PubMed Central、収録論文が100万を突破 - 国立国会図書館「カレントアウェアネス・ポータル」2007年6月25日
- ^ NIHのパブリックアクセス方針義務化等の内容を含んだ法案が成立 カレント・アウェアネス 国立国会図書館 2007年12月27日。最終アクセス 2008年1月26日。
- ^ What's New in PMC: Another Facelift
関連項目
- PubMed Central (PMC)のページへのリンク