Napalmとは? わかりやすく解説

ナパーム‐だん【ナパーム弾】

読み方:なぱーむだん

《napalm》第二次大戦末期作られ強力な油脂焼夷(しょうい)弾。ナフサパーム油とを主原料とし、航空機から落下させて広範囲にわたり焼夷効果を及ぼす。


ナパーム弾

(Napalm から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 13:14 UTC 版)

ナパーム弾(ナパームだん、: Napalm bomb)とは、主燃焼材のナフサにナパーム剤と呼ばれる増粘剤を添加し、ゼリー状にしたものを充填した油脂焼夷弾である。アメリカ合衆国の有機化学者ルイス・フィーザーが開発したもので、きわめて高温(900-1,300)で燃焼し、広範囲を焼尽・破壊する。焼夷弾の一種である。ベトナム戦争時の「ナパーム弾の少女」の写真が有名だが、大東亜戦争中の武器としては約10万人が死亡した東京大空襲など日本本土空襲でも使用されたM69焼夷弾等がある[1]


  1. ^ Wellerstein, Alex (2013年8月30日). “Who Made That Firebomb?”. RESTRICTED DATA The Nuclear Secrecy Blog. 2020年12月17日閲覧。
  2. ^ 特許 US2606107 - Incendiary gels - Google 特許検索
  3. ^ ナパーム弾とは何? Weblio辞書”. www.weblio.jp. 2021年1月4日閲覧。 “そもそも「ナパーム」(Napalm)はナフテン酸(naphthenic acid)、パルミチン酸(Palmitic acid)のアルミニウム塩(Aluminum Salts)の略語からきており、石油類を混合するとゼリー状にゲル化する増粘剤である「ナパーム剤」のことである。 引用元:航空軍事用語辞典++”
  4. ^ Plung, Dylan J. (2018年4月15日)“The Japanese Village at Dugway Proving Ground: An Unexamined Context to the Firebombing of Japan.” The Asia-Pacific Journal: Japan Focus. Volume 16, Issue 8, Number 3.
  5. ^ Sarah C. Haan (2019). “Civil Rights and Shareholder Activism: SEC v. Medical Committee for Human Rights”. Washington and Lee Law Review 76 (3). https://scholarlycommons.law.wlu.edu/wlulr/vol76/iss3/4. 
  6. ^ 加賀田 和弘 (2006). “企業の社会的責任(CSR) : その歴史的展開と今日的課題”. KGPS review : Kwansei Gakuin policy studies review (関西学院大学) (7). https://hdl.handle.net/10236/1838. 
  7. ^ Mathias Rosenzweig (2016年8月9日). “Meet Billie Eilish, Pop's Next It Girl - Vogue”. Vogue. 2017年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月6日閲覧。


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