NGC 68とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > NGC 68の意味・解説 

NGC 68

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 15:14 UTC 版)

NGC 68
NGC 68は、渦巻銀河NGC 70のすぐ横にある楕円銀河である。NGC 71は、NGC 70とNGC 68の上に見える。
星座 アンドロメダ座
見かけの等級 (mv) 12.9[1][2]
視直径 1.288' x 1.202'
分類 E1
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  00h 18m 18.5s[3]
赤緯 (Dec, δ) 30° 04′ 18″[3]
赤方偏移 0.01913[3]
視線速度 (Rv) 5735[3]
距離 260,000,000[4]
物理的性質
直径 90,000 光年[1]
他のカタログでの名称
UGC 00170 VV 166b CGCG 499-106 CGCG 0015.7+2948 MCG +05-01-065 2MASX J00181851+3004185 WBL 007-008 USGC U012 NED07 HOLM 006A MAPS-PP O_1257_0202235C PGC 001187 SRGb 062.052 UZC J001818.4+300418
Template (ノート 解説) ■Project

NGC 68は、アンドロメダ座の方角にあるNGC 68銀河群の中心となるレンズ状銀河である[5]。1784年9月11日にイギリス天文学者ウィリアム・ハーシェルにより発見された。彼は、NGC 68銀河群を単一の天体として観測し、「非常に暗く、大きく、3つか4つの恒星と星雲がある」と記した[1]。彼が報告した位置は、NGC 68、NGC 70NGC 71の間であった。しかし、ジョン・ドレイヤーが彼のニュージェネラルカタログに登録するために観測した際にはハーシェルにより1つの銀河とされたものは実は3つの隣り合う銀河であったと判別でき、NGC 68、NGC 70及びNGC 71として登録した。

出典

  1. ^ a b c Courtney, Seligman. “New General Catalog Objects: NGC 50 - 99”. cselingman.com. 2014年5月14日閲覧。
  2. ^ NGC 68 > Deep Sky Objects Browser”. DSO browser. 2015年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月14日閲覧。
  3. ^ a b c d NED search results for NGC 68”. NASA/IPAC Extragalactic Database. 2014年5月14日閲覧。
  4. ^ Wright, Ned. “Ned Wright's cosmology calculator”. UCLA. 2014年5月14日閲覧。
  5. ^ NGC 67, 67A, 68, 69, 70, 71, 72, and 72A The Arp 113 / VV-166 Galaxy Cluster

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、NGC 68に関するカテゴリがあります。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  NGC 68のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「NGC 68」の関連用語

NGC 68のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



NGC 68のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのNGC 68 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS