MacTCP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 13:27 UTC 版)
MacTCPはClassic Mac OSが漢字Talk 6 (System 6) と呼ばれていた頃から漢字Talk 7.5.1 (System 7.5.1) まで使われていたTCP/IPの標準実装である。初期は独立したソフトとして販売されていたが、Apple Computer(当時)が買収しInternetスタータキット[1]の一部として販売したのち、オペレーティングシステム (OS) に統合した。
MacTCPは時代遅れで、現代のインターネットで利用するには不適当な信頼性の問題があり、不完全な点があると考えられた。こうした経緯から、Appleコンピュータは1995年にこれをOpen Transportに置き換えている。
APIはClassic Mac OS独自ものであった。少なくとも一人の開発者は、他のプラットフォームからの移植を簡単にするべく、バークレーソケット互換のAPIをリリースした。
関連項目
- ^ “1996年5月24日 煩雑な設定なしにインターネットが利用できる 「Apple Internet スタータキット」発表”. web.archive.org (1997年2月25日). 2025年5月14日閲覧。
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