ローソン石(Lawsonite)
Reed Station,Tiburon Peninsula,Marin Co.,California,USA
CaAl2Si2O7(OH)2.H2O 画像の幅約1cm
薄青色をした結晶がローソン石です。
この産地で発見された鉱物で、主に藍晶石片岩中の低温変成鉱物
として産出します。
ローソン石
(Lawsonite から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/19 10:20 UTC 版)
ローソン石(ローソンせき、英: Lawsonite)は化学式CaAl2Si2O7(OH)2·H2Oで表されるカルシウムとアルミニウムを含む含水ソロケイ酸塩鉱物である。直方晶系で角柱状や平板状の晶癖を持つ。双晶が見られることが多い。透明から半透明の無色、白色、青灰色、またはピンクがかった灰色の結晶で、ガラス光沢または脂肪光沢がある。屈折率はnα=1.665, nβ=1.672 - 1.676, nγ=1.684 - 1.686である。薄片にしたときの色は典型的にはほぼ無色だが、無色から淡黄色、淡青色の多色性をもつものもある。モース硬度は8、比重は3.09である。2方向に完全なへき開を持ち、脆性破壊する。
- ^ Handbook of Mineralogy
- ^ Mindat.org
- ^ Webmineral data
- ^ Edson S. Bastin, "Biographical Memoir of Frederick Leslie Ransome, 1868-1935", National Academy of Sciences Biographic Memoirs XXII: 156 and Charles Palache with Frederick Leslie Ransome, "Uber Lawsonit, ein neues Gesteins-bildendes Mineral aus Californien" Zeits. Krist. 24 (1896): 588-592.
- 1 ローソン石とは
- 2 ローソン石の概要
- 3 結晶構造
- 4 参考文献
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